「東洋総代理店 日米動力農具株式會社」の銘板が、大正時代の終わり頃にアメリカから輸入された事を物語る農業用石油発動機です。ボックスタイプのフライホイールや、曲面を多用した筐体のデザインは、国産の石油発動機にはあまり見られない特徴です。当時、恐らく「エンジン」を初めて見たであろう農村の人々は、どんな顔をしていたのでしょうか。想像が膨らむ貴重な一台でした。展示では空き缶潰し機を駆動しています。アルファ L型出力 : 2.5馬力/500rpm製造年代 : 1925年頃?(大正14年頃?)製造会社 : DE LAVAL所在地 : アメリカ カリフォルニア州 サンフランシスコ2015年水晶の湯発動機運転会で見学させていただきました。 mylist/39931443 mylist/57602834 ・スペック・製造年代には推定を含みます。