丸味を帯びたアルミ鋳物の冷却水ホッパが可愛らしい、昭和30年頃の製造と思われるヨシダ発動機よりKD型です。時代が進み、戦前からそれまで主流だった「低速発動機」より、定格回転数の上昇と共に排気量も少なくなっていますが、このような定格回転数1,000~1,800rpm位の「中速発動機」カテゴリーが、昭和20年代後半頃に誕生しました。ヨシダ KD型出力 : 2~2.5馬力/1,200~1,400rpmボア&ストローク : 75mmX80mm 353cc製造年代 : 1955年頃 (昭和30年頃)製造会社 : ヨシダ発動機所在地 : 大阪府大阪市東成区大今里2015年出雲崎発動機運転会で見学させていただきました。動画で辿る石油発動機の歴史 mylist/39931443 ・スペック・製造年代には推定を含みます。