まるでロボットの顔のような四角いシリンダーヘッドに、燃調ノブが美しいキャブレター、背面に背負った回転式マグネトーなど、戦前としては凝った設計の発動機です。すでに満州事変が勃発しており、日中戦争に向けてキナ臭い空気が漂っていた頃の製品と思われますが、まだ人々の生活にはいくらか余裕があった事が想像できる発動機でした。リード発動機出力 : 3馬力/650rpm製造年代 : 1935年頃?(昭和10年頃?)製造会社 : リード発動機製作所所在地 : 大阪府大阪市西区立売堀?2014年高知宮の前公園発動機運転会で見学させていただきました。動画で辿る石油発動機の歴史 mylist/39931443 ・スペック・製造年代には推定を含みます。