“激戦地”動物園園長 動物たち守るためとどまる・・・「ミサイル攻撃4回」も悲壮な決意

“激戦地”動物園園長 動物たち守るためとどまる・・・「ミサイル攻撃4回」も悲壮な決意

 ロシア軍による攻撃が続く、ウクライナ南部の都市ミコライウ。この建物は病院ですが、完全に破壊され、がれきを取り除く作業が行われていました。 そのミコライウから避難せず、とどまることを決断した人物がいます。 ミコライウ動物園の園長、ボロジミル・トプチーさんです。 トプチー園長(フェイスブックから):「毎日、空襲のサイレンが鳴り響くなか、仕事に行き、動物たちに餌(えさ)をやり、掃除をしています」 動物園にも、ロシア軍の攻撃は及んでいます。 トプチー園長:「ロシア軍のミサイル攻撃を4回受けました」 動物園の敷地内で、ミサイルが発見されました。地面に刺さったままのミサイルもあります。 トプチー園長によると、従業員のうち7人が、戦地に赴きました。 トプチー園長は、砲撃によってストレスを受けた動物たちを守るため、自身は避難せず、動物園にとどまることを決めたといいます。 そして、動物園のチケットをインターネットで購入して支援してほしいと呼び掛けたところ、今は1カ月後までチケットが完売しているということです。 トプチー園長:「支援して頂いた皆様に、感謝致します。我々は、勝利することを確信しています。神のご加護がありますように」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40219259