絶滅危惧種マツタケがお得に!? 最先端研究とは・・・

絶滅危惧種マツタケがお得に!? 最先端研究とは・・・

絶滅危惧種のマツタケがお得に手に入るようになるかもしれません。 長野県伊那市の直売所に並んだのは100グラム6000円のマツタケ。その価格は例年の4割増しだといいます。温暖化の影響でマツタケに適した環境が徐々に北へ移っているのでは、ということ。絶滅危惧種にも指定されたマツタケの未来は…。 Jチャンが訪ねたのは信州大学の山田明義教授。ある重要な研究を行っているといいます。培養されていたのはこのカビのような物体、マツタケの菌糸。今まで誰も成し遂げたことのないマツタケの人工栽培です。マツタケは自分で栄養を確保するのが苦手。そのためマツに寄生し、その根っこから直接栄養をもらうことで成長します。つまり、マツタケの人工栽培にはマツタケとマツ、両方の緻密(ちみつ)な管理が必要で、それが困難といわれる由縁です。 信州大学応用真菌学・山田明義教授:「微生物が混入しないように“無菌操作”している。コンタミネーション(混入)してしまうと半年とか1年を棒に振る」 では人工栽培はどこまで進んでいるのでしょうか。 案内されたのは長野県内の山の中。山にはすでに、2年前に植えられたマツがあり、そこからマツタケが生えたら、晴れて人工栽培成功。歴史的快挙の日はいつ来るのでしょうか。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37709739