品質保証に係る不祥事対応

品質保証に係る不祥事対応

みなさん、こんにちは。アスクねこです。今回は、品質保証に関する不祥事について解説します。特に2016年度から製造業企業の品質保証に係る不祥事が相次いで発覚したと記憶しています。スズキ(2016/2019)、日産自動車(2017/2018)、フジクラ(2018)、神戸製鋼所(2017)、SUBARU(2017)、三菱マテリアル(2017)、三菱自動車(2016)、東レ(2016)不祥事要因・規格遵守に対する認識の甘さ・受注・納期への偏重の姿勢・製品・検査担当者へのプレッシャー・縦割り組織の弊害・必要知識の徹底不足・従来の慣行への安易な依拠不祥事を起こした企業では、4ヶ月毎にガバナンス体制、完成検査態勢、コンプライアンス体制など、多面的な視点で、改善状況をホームページに公表しています。国土交通省では、2020年8月26日付で、2017年度以降、自動車メーカーを中心に発覚した、完成検査の不祥事を受けて、「適切な完成検査を確保するためのタスクフォース」を設置しました。目的:適切な完成検査を確保するための方策論点:①ルールの規範性向上②自動車メーカーに対する監査の見直し③技術進展等に対応した完成検査の改善・合理化の促進各社においては、全社品質保証をつかさどる部門では、次のような論点整理が必要になるかと考えています。①品質保証システムの管理体制②当社あるいはグループ会社で重大クレームが発生した場合の対応体制及び再発防止の仕組み作り③品質不正事案を教訓とした未然防止に向けた当社の取組み

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37421009