最高検 児童虐待の対策強化へ 専門部署設置

最高検 児童虐待の対策強化へ 専門部署設置

‎2016‎年‎6‎月‎2‎日最高検察庁は今月から児童虐待への対策などに専門に取り組む「刑事政策推進室」を新たに設置しました。児童虐待は自宅などの密室で継続的に暴行が行われているケースが多いため、暴行と子どもが受けた被害との因果関係を立証するのが難しいとされています。このため、推進室では児童相談所や児童虐待の症例に詳しい医師の学会などと連携を深め、裁判での的確な立証方法や適切な刑事処分の在り方を検討するほか、被害を受けた子どもの保護や加害者の再犯防止に取り組むということです。また、全国の虐待事件の事例を集めて分析したり、それぞれの地方検察庁で独自に行われている取り組みをほかの地検に紹介するなどの対策を進めていくことにしています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm28973411