66歳~82歳の高齢ドライバーが標識の意味を“再確認”教習コースで練習

66歳~82歳の高齢ドライバーが標識の意味を“再確認”教習コースで練習

「春の交通安全県民運動」では、高齢者に対し身体機能の変化に応じた安全運転を心がけるよう呼びかけられています。16日、福岡県志免町の自動車教習所で高齢者を対象とした運転教室が開かれました。◆脱輪したりバック駐車に難儀運転教室には、福岡市博多区に住む66歳から82歳までの高齢者23人が参加しました。最初に道路表示や標識の意味など車を運転する際の基本的なルールについて確認。その後、参加者は指導員とともに教習コースを運転しました。参加者は長年運転をしてきたベテランドライバー揃い。しかし、S字のクランクコースで脱輪したり、後ろ向きの駐車が思うようにいかず時間がかかったりする人もいました。67歳女性「指導員に確認が疎かだったと言われた。クランクのほうで2回ほど脱輪して、どの程度下がっていいのかわからなくて」◆37人中12人が高齢者運転の事故で死亡博多警察署交通第1課・矢加部忍課長「高齢ドライバーは、年齢とともに体が硬くなって左右の安全確認が十分にできないという身体的な特性があります。特に交差点ではしっかり止まり、左右を見て安全を確認してから発信することに気を付けいただきたい」今年、福岡県内では去年の倍近くの37人が交通事故で死亡しました。このうち12人が高齢者の運転による事故で亡くなっています。

http://www.nicovideo.jp/watch/so42229148