森にお腹をすかせたオオカミがいます。餌を探して歩き回りましたが、今日も獲物はゼロです。ある日、オオカミは赤ん坊をあやしているおばあさんに出会います。赤ん坊は丸まるとしていて、とてもおいしそうです。おばあさんは泣き止まない赤ん坊に「そんなに泣いてばかりいるとオオカミにくれてやってしまうよ」と言いました。それを聞いたオオカミは有頂天です。いつおばあさんが赤ん坊を寄越すかと楽しみに待っています。ところが、いつまでたっても赤ん坊をくれそうにありません。とうとう夜になってしまいました。ベッドで眠る赤ん坊におばあさんが語りかけています。「可愛い子供、悪いオオカミからは私が命がけで守ってあげる」話が違うとオオカミはガッカリです。/いじわるギツネは、御馳走を作ってツルを招待しました。お皿でおいしいスープを出しましだが、ツルは口ばしが尖っているので皿のスープは飲めませんでした。あくる日、ツルがキツネを招待しました。「キツネさん沢山おあがり」とごちそうを壷に入れて出しました。キツネは悔しそうに壷の中を覗きました。「キツネさん、食べやすい入れ物でないと御馳走はたべられませんね」とツルは言いました。トン:山本圭子/タン:つかせのりこ/チー:川島千代子原作:イソップ「イソップ物語」/脚本:椋露地桂子、中原朗、中野顕彰、渡辺麻実、湯浅弘子、田辺満、岡島栄/音楽:PEGMO、赤坂東児/キャラクターデザイン:熊田勇/作画監督:石之博和/美術監督:河野次郎、海老沢登代/プロデューサー:中島順三、田中栄子/演出:岡部英二/主題歌OP:「ハッピーデイズ」歌:PEGMO©NIPPON ANIMATION CO., LTD. so37340937 ←前話|次話→ so37340935 第一話→ so37341011