京都市伏見区にある「京都アニメーション」のスタジオが男に放火された事件で33人が死亡したと、地元の警察と救助者から明らかにされた。 地元の消防隊によると、36人が重軽傷を負い、そのうちの10人は、炎のなかで3階建ての建物の屋根に向かって必死に階段を上っていたという。 41歳の男性が可燃性の液体で引火した今回の火災は、日本では、ここ数十年間、最悪の放火事件とされている。 火事が始まったとき、約70人がスタジオで働いていた。 目撃者は、現地時間の18日の午前10時35分ごろ、火事で出血のひどい被害者が急いで病院に搬送されるのを目撃したと述べた。 警察は、3階建ての建物の最上階で最も多くの被害者が見つかったという。 火事は2階と3階のすべての窓を粉砕した爆発を引き起こした。 30台以上の消防車が現場に配備された。 消防隊員による消火活動は約5時間続いて、現地時間の午後3:20前後鎮火した。 一方、放火した男は身柄を確保されたが、みずからも重いやけどを負って治療を受けているということで、放火の動機について明らかにしていない。