みんなの党と民主党、日本維新の会の有志議員が3月1日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を推進する超党派の「TPP交渉促進議連」を立ちあげ、設立総会を衆院第一議員会館で開いた。呼びかけ人は民主党の枝野幸男前経産大臣(埼玉5区)、近藤洋介衆院議員(比例・東北)、みんなの党の浅尾慶一郎政調会長(神奈川4区)、日本維新の会の中田宏政調会長代理(比例・北陸信越)ら6人。浅尾氏のあいさつでは、「永田町の流れを見ていると、政策論ではなく政局論、あるいは利害のための議論が多すぎる」とTPPに反対する党や派閥、グループを牽制した。中田宏議員は、「まずは政府がルールを作る側にまわって、その後、最後に議会が判断すればいい」「“決められる政治”にしよう」と超党派でTPPを推進していく方向で呼びかけた。 その動きと同じくして、となりの衆院第二会館では、民主党政権時代から活動してきた「TPPを考える国民会議」が再結成集会を開き、新しく共同代表となった原中勝征日本医師会前会長や榊原英資青山学院大学客員教授らが挨拶した。今回の映像は、前半約6分が推進議連(浅尾議員&中田議員)で、後半12分ほどが反対集会(山田正彦氏・原中勝征氏・榊原英資氏)という構成でお送りします。