金魚拯い/初音ミク

金魚拯い/初音ミク

初めまして。五貝八禾(いかいやっか)です。初投稿、よろしくお願いいたします。歌:初音ミク音楽・絵・映像:五貝八禾  https://x.com/ikaiyakka 混・調整:さぶろう  https://x.com/saburousan3263insthttps://www.dropbox.com/scl/fi/bj1dho4w26jbd0bvc8mc0/_inst_.wav?rlkey=tphcn80ywri9x8lvsdh0hcge8&st=hiu4iwbx&dl=0 ※非営利目的に限り、ご自由にお使いください。ちょいとばかし私の話だけど早くも盆から溢れてしまってさ如何しようか 如何しようか此処で座って書いておいていいだろうかそんなことだけを飽かずに考えていたら何時の間にか灯りを探していた昨夜と変わらぬまま沈みゆく暮れが来る度決まって思い出す雨後に燥ぐ影と煌めき濡ってしまった身体に日を当て「まあいっか」って翳して灯った手で照らされた日々は持たざるを得ぬものでゆるりと消えて如何にもできないことばかりで代え難い心から曖昧になっていく夏祭りの金魚すくいみたいな水に落ち別れ別れて游ぐのも忘れ掬われ救われざる理由は穢れているからなのかこの草臥れをどうかのぞいて歩く旅からきしであった盆暗の足跡が水で消せず今やその性が枷となった結果盥回しされた哀れな魚のように漂うだけ跡無く泳ぐ命と帰途についた人の景色に沈む日はないのか誰も彼もが透き通ったように泳いでいるのが余りに堪えてしまって流離う身で涙流せど容易く飲まれて潮垂る容子は誰にも見えない此処に居ないに等しいなら泳いだところで何が得られるいつまでいればいい夏祭りの金魚みたいに儚く逞しい姿で泳いですくわれたとして其処でも救いを求めるほど溢れて仕方ないならば気休めでいいから美しい姿で流離いながら泳ぐほかないからびいどろ覗いて只管見蕩れて 憂き世も忘れて身勝手に泳がされているのは何処でも変わらないのだろう灯を浮かべてゆこう游いでいたこの手を拯えるように

http://www.nicovideo.jp/watch/sm44046599