今月、パキスタンの重工業タキシラ (HIT) は、ハイダー(Haider)主力戦車の最初の量産モデルをお披露目する発表式典を開催した。式典には政府高官及び、パキスタン陸軍参謀長のアシム・ムニール将軍など軍の制服組、HITの幹部、様々な軍・文民関係者が出席したが、パキスタンとの関係が深い、中国の大使、中国国営軍需企業NORINCOの主要幹部も参加した。というのもハイダーは中国のNORINCOが開発生産する輸出用戦車VT-4のプラットフォームをベースに開発された主力戦車になる。パキスタンは中国からVT-4戦車を購入、Al Khalid-2(アル・ハリド2)という名で配備しているが、これとは別にVT-4の改良型としてハイダーはパキスタンでライセンスに基づいて組み立て、生産される。