「 お前があの子を傷付けたんだ。 」 ボカコレ2024冬TOP100部門74位をいただきました。ありがとうございます…! 作詞 作編曲 絵:雨曇マスタリング:さぶろう様( https://x.com/saburousan3263?s=21 ) 映像:wednesday様( https://x.com/wedillust?s=21 ) 写真:テルハ様( https://x.com/telpher_pic?s=21 ) (写真作品をトレスし背景イラストを制作しています。) inst: https://piapro.jp/t/RNXi ねぇ、聞いた? あの子の心には 包丁が刺さっていて ちょうど見えない部分で ちょうど目を逸らしていて 気が付かないうちに増えていって 気が付かないうちに深くなって 気付かないうちに殺されたんだって。 それならあの子の人生は何なの 誰の為の世界に産まれたの 傷付かないように傷付けていってさ 季節が巡れば忘れていって それが所謂"正解"だなんて 信じていたくはないんだよ、ただ 誰もがきっと幸せを求めて産まれてくるんでしょう もしくは誰かに分け合えたら、とか言って。 「私のことだけ識ればよかった 求めてしまったのが馬鹿だった」 それが本心なら良かったのに。 くだらない思い出話は辞めてよ 傷跡が今もここに残ってんだ 傷付けないように傷付いていってさ 夕方のニュースが報せて 誰の記憶に残れるっていうんだ 馬鹿げてるよな 許せないんだよ、ただ お前があの子を傷付けたんだ お前があの子を傷付けたんだ お前があの子を傷付けたんだ お前があの子を傷付けたんだ お前があの子を傷付けたんだ お前があの子を傷付けたんだ お前があの子の殺人犯なんだ。 嘘吐きばっかりだ 信じることが馬鹿だなんて そんな馬鹿なことがあってたまるものか 殺された心は殺されたままで 誰にも知られずに風化していくだけだ そんな蓄積を人生と呼ぶのならば あんまりじゃないか それならこの痛みだけはせめて、誰にも否定されてやるもんか そんな言葉を吐いたって あの子は殺されたままなのに 季節が巡り 傷だけ残り 晴れた顔で道を歩いている 私も同じだって、分かってるよ。