【謎】摂津国花隈城 令和5年(2023) 晩夏

【謎】摂津国花隈城 令和5年(2023) 晩夏

2023年の7月下旬、兵庫県神戸市にある花隈城址を訪れました。戦国時代後期に和田惟政か荒木村重が築城したと伝わり、天正6年(1578年)、荒木村重が織田信長に背いた時、城主・荒木元清は荒木村重方に味方しましたが、花隈城は池田恒興などに攻められ、天正8年(1580年)に落城しました。城は海に面して突き出たハナクマの名の通りの台地で、海陸の要害地でした。別所長治と織田信長が戦った三木合戦では、毛利氏から海路によって運ばれた兵糧を三木城に運ぶ中継地点となりました。城の規模は古地図によると、本丸の西北隅に天守、東南隅に櫓を設け、二の丸、三の丸と北に続き、その東に侍屋敷や足軽町があり、城域は東西約350m、南北約200m程だったとされるようです。近世城郭の形態を完備していたと伝えられますが、建物等の遺構は残っていません。現在、福徳寺が天守跡と伝わり、城域の一部に花隈公園が整備され、城址碑と模擬石垣と模擬天守台があります。お城→ mylist/37297571

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42638874