『寺尾のどすこい大相撲』(てらお-おおずもう)は、1989年11月24日にジャレコから発売された相撲を題材としたスポーツゲームである。容量は2M。人気力士寺尾を主役に据えたスポーツゲーム。実在力士の名前が入った相撲ゲームはこれが初[3]。モードとして、寺尾、もしくはオリジナルの力士を作り横綱を目指すモード「昇進編」、寺尾が盗まれた優勝賜杯を取り戻すために日本全国をまわるRPGモード「日本一周編」、プレイヤー同士が対戦を行う「対戦編」の3つがある。取り組み中には体力メーターが表示されており、体力は技が決まった時に上がり、技をかけそこなった時に下がる。そして体力が多いと技がかかりやすくなる。技は十字キーとBボタンを組み合わせて出す。「昇進編」と「日本一周編」では経験値を稼ぎそのポイントを消費して技を買い、4つまで技を登録する事が可能となっている(技を登録から外すと経験値は帰ってくる)。「昇進編」と「日本一周編」は、ゲーム中に出てくる「おぼえがき」(パスワード)をゲームスタート時に入力する事で、前回の状態を引き継いでゲームを始める事ができる。ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計24点(満40点)、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.14点(満30点)となっている。同誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「自分の持ち技を好きな操作法で指定できるのも大きな特徴だ」、「3つのプレイモード各々充実しており、結構お買い得なゲームだ」と紹介されている。その「寺尾のどすこい大相撲」の全曲集です。