#00:00 冒頭挨拶#00:19 ビルメンテナンス#00:57 視聴上の注意#1:25 本編開始#1:42 窓清掃に来た「Aさん」「職長」#2:40 親綱設置#3:07 ブランコ降下用ロープを結ぶ#3:57 確認をせずに外壁へ#5:18 その後の調査#5:31 墜落防止用ロープを使っていなかった#6:03 シャックルなしの不適切な結び方#6:26 職長にはブランクがあった#6:58 マニュアルや教育無しの事業所#7:37 必要だった対策今回紹介するのは、以前リクエストがありました、ビルメンテナンス業での一例です。わが国の本州、関東地方某都市の医療機関ではこの日、市内のビルメンテナンス業者に依頼して、病棟の窓清掃が行われることになっていました。このメンテナンス業者に勤める作業員男性「Aさん」は、職長と二人でこの病院に向かい、ビル管理者に屋上のドアを解錠してもらった後、その場で準備を行い、すぐに窓清掃を開始しようとしました。この作業は、「ブランコ」と呼ばれる、降下用ロープに板をつけたものに乗り、上から下へと徐々に下っていき、ビルの外側から窓を拭くといった内容の物でした。Aさんは装備を整え、ビル外壁へと張り付き、職長から手渡されようとしていた、清掃道具を受け取ろうと手を伸ばそうと、体重をロープに預けたところ、彼はそのまま後方へと落下。約30mほど下にある、病院事務所棟の一階、コンクリート屋根に墜落してしまいました。何故、彼は慣れていたはずの窓清掃を開始する前に、このような墜落をしてしまったのでしょうか?この災害の背景には、事業所の安全管理不足、作業者の不適切なロープ使用、確認の省略など、様々な要因が折り重なっていました。引用・出展・参考文献厚生労働省 ビルメンテナンス業 - 厚生労働省 https://ishort.ink/oskh ㈱ルナビルメンテナンス 窓ガラス清掃 https://ishort.ink/QL6J 一般社団法人日本クレーン協会 https://ishort.ink/n2oK その他視聴者提供資料など