『水月』(すいげつ)は、2002年4月26日にF&C・FC01より発売されたアダルトゲーム。本作には民俗学を基とした概念や用語、夢や幻といった哲学的な要素が登場するのが特徴である。これらは柳田國男が編纂した遠野物語に登場するマヨイガや、「山人」とも呼ばれる山の民、日本神話にまつわる黄泉の国などをモチーフとして多用し、作品内に散りばめている。そのストーリー性の高さから人気も高く、KIDよりDC版及びPS2版、GoodNavigateよりPSP版へ移植が行われそれぞれ発売されている。また、キャラクターとしては琴乃宮 雪が特に人気があり、グッドスマイルカンパニーやクレイズやなどから単体でフィギュア化が成されている。続編として、GNソフトウェアより『水月 弐』が発売されている。2008年10月30日 に発売されたPSP版『水月 -すいげつ- 〜Portable〜』の全曲集です。