米下院、台湾保証法の修正案を圧倒的多数で可決

米下院、台湾保証法の修正案を圧倒的多数で可決

3月22日、アメリカ下院は2020年施行の「台湾保証法」の改正案を圧倒的多数で可決しました。当改正案は、国務長官に対し、台湾との取引に関するガイドラインの定期的な見直しとアメリカが台湾との取引に課した制限を解除するよう求めるものです。衆議院外交委員会副委員長の共和党下院議員アン・ワグナー氏(Ann Wagner)が提案した「台湾保証実施法」は衆議院で、賛成404票、反対7票で可決された。当改正案は国務長官に、台湾との取引に関するガイドラインの定期的な見直しを要求しているほか、2年ごとにその状況を議会に報告し、米台関係をどのように深め、拡大するべきか、およびその価値と重要性の反映を求めるものであり、またそれらは台湾と中国の両岸問題の平和的解決に役立つかどうかの確認をも求めています。ワーグナー氏はこの改正案を「中国共産党の侵略に対する反撃であり、台湾の独立を支持するもの」としています。また、彼女は「台湾は、ロシアと危険な関係を結んだ中国からの『かつてない脅威』に直面しており、もし世界を率いるアメリカに取って代わろうとする中共国の計画を米国が阻止したいのであれば、米国は恐怖に屈することなく、友人やパートナー、特に台湾と共に果敢に立ち向かわなければならない」と述べています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42003103