3曲目です。コンビニでは水よりお茶派です。y: https://youtu.be/mRgcqzqK-dIMusic 佐藤えりんぎTwitter: https://twitter.com/satoueryngiiPiapro: https://piapro.jp/satou_eryngiiE-mail: [email protected]マックの『指定席』でコーヒーを啜る。思いのほか熱く、ひぃひぃと舌を冷ます。「さて、ずいぶんと急くものだ。」眼下の傘の群れに苦笑した。時刻はとうに日付を跨いでいる。雨ならば休んでいけばいいのである。昨日も、今日も、明日も、僕は、心臓を波打たせながら、1人座っている。コンビニで水を買ったのは君が「飲んで!」と言ったから別に飲みたいわけじゃないけどとりあえず飲んでおこうかな最近首が痛くなったのは君が夜を見上げていたから星も月も何もなくても 雨が散った藍空にいつかまた見ようねと笑った水たまり浮く夜に溶けてしまいたいと願った放射冷却とは厄介なものである。今日は曇っていて実に過ごしやすい。にまにまとひとりごちながら、ふと前を見ると雲間には微かにカシオペア座があった。「さて、あのあたりがポラリスであろうか。」ぽっかりと塗り潰された空を見上げながら呟いた。昨日も、今日も、明日も、ぼくは、北極星の色がよくわからない。星が降るあの夜に君はまた見上げてるだろうか雨が咲いた瞹空に夜に一筋 ボクらがいた降り注ぐ星々を眺めながら、横顔をこっそり覗いた。君はいつも不意にこちらを向くものだから、ボクは、変な声を出してしまう。「さて、地平線、覗きに行こうか」降り頻る雨と星に濡れながら、昨日も、今日も、明日も、ボクらは、きっと、歩いている。使用フォントモギハ・ペン字Font( http://ahito.com )