【Nゲージ規格鉄道模型】TOMIX 14系14・15形 寝台特急さくら/14 Series 14 Form &15 Form Sleeping Limited Express _Sakura_

【Nゲージ規格鉄道模型】TOMIX 14系14・15形 寝台特急さくら/14 Series 14 Form &15 Form Sleeping Limited Express _Sakura_

かつて東海道本線・山陽本線・鹿児島本線・長崎本線を経由して、東京と長崎・佐世保を結んだ寝台特急「さくら」です。1994年から2005年頃の姿です。「さくら」は東京対九州の伝統ある列車で、「はやぶさ」の熊本・西鹿児島間が廃止されると、日本一の定期長距離列車となりました。国鉄民営化後から1994年12月までは佐世保編成をJR東日本が受け持っていましたが、ダイヤ改正に伴い編成受け持ちがJR九州に統一され、以降は1999年12月までの長編成時代は長崎編成と佐世保編成が統一されていた時がありました。開放型A寝台・開放型B寝台・食堂車といった当時の寝台特急としては標準的な編成を中心に、画期的な4人用個室B寝台「カルテット」が組まれていました。しかし1993年には食堂車の営業が中止され、1997年には「カルテット」の運用が廃止、さらにはオハネ14は徐々に淘汰され、単独時代末期には窓の小さい100番台が連結されることとなりました。1999年には利用者減少によって佐世保編成が廃止されるとともに「はやぶさ」との併結運転となり、編成に24系から改造されたオハネ15形1000番台車が加わって6両、その後5両編成に短縮されました。東京と熊本・長崎を結ぶその姿はさながら「みずほ」を連想させるものでもありました。ちなみに佐世保編成の廃止直前には、新しい編成と既存編成の併結運転も見られました。2005年に「彗星」とともに廃止され、廃止直前にはオロネ25形が14系15形化されて編成に組み込まれ、その後の「富士」「はやぶさ」の編成となりました。東海道本線・山陽本線・長崎本線を走破するため、道中様々な昼行特急・寝台特急と離合していたでしょう。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41608280