「燃える闘魂」で人気を呼んだ、元プロレスラーで、参議院議員も務めたアントニオ猪木さんが1日朝、亡くなった。79歳だった。アントニオ猪木(本名・猪木寛至)さんは、「燃える闘魂」でプロレス人気をけん引し、1976年には、ボクシングのモハメド・アリとの「世紀の一戦」と評された異種格闘技戦は、世界中の話題となった。1989年には、「スポーツ平和党」を立ち上げ、参議院選挙に当選したほか、北朝鮮をたびたび訪問していた。アントニオ猪木さん「元気ですかー! 元気があれば何でもできる」「闘魂注入」や「1・2・3 ダー!」という掛け声で人気だった。2019年に、心アミロイドーシスを患い、闘病を続けていたが、1日午前7時40分ごろ、心不全のため自宅で亡くなった。79歳だった。