「混沌」の名を持つ死徒二十七祖。第十位666の生命因子を持つ獣の群体。本名をフォアブロ・ロワインという彷徨海出身の魔術師。魔術を極めて死徒となった。永遠という命題を求め、その方法として自分自身を混沌に変える。もはやその有り様は原初の海と変わらない。この手法のため、フォアブロ本人の人格は薄れつつあり、後は永遠という命題に縛られたネロという存在が残るだけである。ネロ・カオスという名前は聖堂教会がこの死徒につけたコードネームのようなもので、「黒き混沌」という意味。トラフィム・オーテンロッゼの唱えた真祖狩りにより、刺客としてアルクェイド・ブリュンスタッドを追って三咲町へ来訪。遠野志貴とともにいたアルクェイドに遭遇し、彼女らを追いつめていく。だが、直死の魔眼を持つ志貴によって滅ぼされた。作中では志貴に滅ぼされているが、放っておいても数百年後にはただの混沌となっていたとされている。※タイプムーンwikiから引用