茂木外務大臣は31日、アフガニスタンの首都カブールに反政府武装勢力タリバンが侵攻してから、日本が自衛隊の輸送機で現地の日本人などの国外退避を決定するまでの間、茂木外務大臣らが中東諸国を訪問していたことへの影響を会見で問われると、「それは今の時代と違う発想ではないか」と反論した。~質問~「外(国)に省庁の幹部が出ていることによって一連の事態に対応する影響が出たかどうか、あるいは外遊を中断するという判断はあり得たか」との記者(朝日新聞・菅原)の質問に、茂木外務大臣は「何時代のことを言ってるんですか? 明治時代ですか? Wi-Fi通じないんですか? 飛行機の中でも(Wi-Fi)通じますよ。毎日連絡取ってました。中東の主要国と連絡を取りながら、現地の情勢がどうなるのか、じゃあトルコとしてはどんなことができるのか、またカタールとしては一番タリバンと関係が深いという中で、今タリバンは何をしようとしているのかと、そういったことを直接聞くと。どちらがメリットがあったか。通信上の障害はなかったと思っております。昼夜(時差)ですから、寝る時間が違う部分はあるかもしれませんけど、比較的私は起きていますし、こういう必要な時に寝ることはありません。海外に行ってるから連絡が取れない、それはちょっと今の時代と違う発想ではないでしょうか」と反論した。