「君の涙を思い出してしまうから」九段時雨と申します。以後、お見知りおきを。この世で一番きれいなものは、価値のある宝石でも、絶世の美人でもなく、思い出です。マジカルミライ2021投稿曲になります。歌唱:初音ミク伴歌:重音テト作曲/作詞/編曲/絵/動画:九段時雨 @Si_Gu_Re_Music春は嫌いだ。あの日の思い出がよみがえるから。別れを告げる君は涙を浮かべながら笑う春は嫌いだ。過去の君が僕によみがえるから。泣き腫らした目、無理やり笑う顔鮮明に浮かびあがる桜が散り始める最寄り駅で数本しかない上り列車に乗って君は行くたった2人きり静かなホーム遠くに聞こえる列車の走る音近くで聞こえる君の泣き声春は嫌いだ君の涙を思い出してしまうからその赤い目を、その濡れた頬を僕は忘れられないんだやって来てしまった列車ひとりのって窓から見えた涙拭う君が好きだった君が好きだったことを言えない僕は弱虫春は嫌いだあの日の思い出がよみがえるからもう何度目の春が来ただろうか外の桜だけが散る「春は嫌いだ」そう呟いて煙草に火をつける大人の君を思い描きながら煙を肺に吸い込む元気でいますか?東京の春は少し寒いけど君がくれたあたたかい日々が温もりを忘れさせない春は嫌いだ