星のピャービィ2 クーのテーマ

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「だいぶ片付いたね〜」『ああ。雛菜が頑張ってくれたおかげだよ、ありがとな』「やは〜♡ 褒められた〜♡」『それにはづきさんが手伝ってくれなかったら、もっと大変だっただろうな…。最後の挨拶の前に、何かしらお礼しておかないと』『…。これで最後、か…』「プロデューサーの机の上って、こんなに広かったんだね〜」『ん? …ああ、そうだな。今まで書類やら何やらで溢れていたからさ』『…もっとも、今の俺にはほとんど必要のない物ばっかりだけど』「も〜、プロデューサーまたそういう事言う〜」『ああ…すまんすまん。俺の悪い癖だな…』『ところで雛菜。俺の荷物も大概だが、事務所にある自分の物は全部回収したか? 忘れ物があると…』「うん〜、多分ばっちり〜。それに、ちゃんといる物といらない物に全部分けたよ〜」『そうか、それなら良いんだ。…ん?』『雛菜、そのメイクボックスは処分しちゃうのか?』「え〜?」『確かそれって…ここにいる時に買ったやつだよな。コスメをいっぱい持ち歩けるからって』「あ〜」「うん〜、でも重くてもう持ち運べないから〜…」『…!』「結構気に入ってたんだけどね〜。他のがいっぱいあるからいいけど〜」『そうか…』「あ〜、雛菜ちょっとトイレ行ってくるね〜」『お、おう…んじゃ、俺は荷物見てるよ』「すぐ戻るね〜」『ゆっくりでいいからな』『…荷物を見るくらいの事しか、俺には出来ないしな』『それにしても、名残惜しいな…このメイクボックス。デカくて重いから、よく俺が持たされてたっけな。何処に行くにしても』『思えば、あの頃からずっと使ってたんだな。それなのに…』『…』『…やっぱり、そうだよな』『俺が…持ってやれないからだよな』『俺がこんな身体になっちまったから…俺がこれを持って、雛菜と一緒に歩けなくなったから、だよな…!』『はは…何やってんだ、俺』『何が"一生幸せにする"だ。何が"ずっと雛菜のそばにいる"だ…! 自分一人じゃ歩く事すら難しい、雛菜のメイクボックスすら持ってやれない俺は…雛菜にとってただの重荷じゃないか…!』『…結局俺はただ手を貸してくれるパートナーがいる事に満足して、その優しさに甘えて、そして雛菜にずっと迷惑かけて…。楽しい事もしあわせになれる事も、何一つさせてやれずに…!』『…俺、最低だ』『最低だよ…俺は…俺はっ…!』「…プロデューサー」続きはpixivに。寿司はイカが好きです。皆さんは何が好きですか。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38770231