コロナ禍の今だからこそ広まっている「花手水(はなちょうず)」という取り組みがあります。花手水を楽しんでもらいながら自分たちの町について知ってもらおうと立ち上がった人たちがいます。 色とりどりの花に心を奪われそうです。水面に花を浮かべて飾る花手水。埼玉県行田市の行田八幡神社です。赤や黄色など色とりどりの花が神社を訪れた人を楽しませてくれます。神社では訪れた人に心和んでほしいと花手水を今年4月から始めました。これがSNSなどで“撮影スポット”として話題になったそうです。この神社では新型コロナウイルス感染防止のため、柄杓(ひしゃく)を使って手水をするのをなくしています。竹筒から流れる水と色とりどりの花を見て参拝してほしいということです。 こうした花手水は神社周辺にも広がっています。そば店では新型コロナウイルスによる自粛に伴い、売り上げが落ちていました。しかし、花手水を店先に置いたところ、客が増えたといいます。行田市の観光協会は訪れた人から「今後も継続してほしい」との声を受け、毎月期間限定で「花手水week」を開催することになりました。[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp