ソンムの戦い西ヨーロッパ: 史上最大規模の死傷者を出した戦闘1916 年 7 月 1 日~11 月 18 日海上では連合国が優勢に立っていましたが、陸上ではヴェルダンの戦いでドイツがフランスに大打撃を与えました。これを受け連合国側では、ソンム川沿いの対ドイツ攻勢の主力をイギリス軍が務めることになりました。イギリス軍は 1 週間にわたる砲撃の後に兵を前進させましたが、ドイツ軍によって消耗戦に持ち込まれます。戦闘は約 5 か月間も続き、両陣営合わせて 100 万人以上もの兵士が命を落としました。イギリス軍は、前進を開始した初日だけで 57,000 人を超える死傷者(うち死者 19,240 人)を出しました。これは戦闘 1 日の被害としてはイギリス軍の歴史上最も多い数です。11 月 18 日、天候の悪化により連合国は攻撃を中止、約 5 か月間におよぶ戦闘で前進した距離は 11 km にも達しませんでした。(Google Earthより)ダグラスヘイグ氏は、賛否の分かれる軍司令官として歴史に名を残されています。※投稿者には、ダグラスヘイグ氏を中傷する意図はありません。