虚ろの夜

虚ろの夜

情報化が進み、誰しもが共通の噂を耳にする世の中。そんな噂をオカルトの類と一笑しながらもそういった非日常に憧れる少年、ハイド。彼は学友と別れ、帰路の最中の彼はその噂どおりの現象に遭遇する。黒く霞む視界、力なく崩れ落ちる四肢、こみ上げる不快感はか細い腕によって事無きを得る。ハイドに襲い掛かってきた怪異を一掃したその少女はリンネと名乗り、彼の家に転がり込んだ。ハイドの前に現れた怪異、『虚ろの夜』と言われる現象から生還し、超常の力EXS(イグジス)を扱う事のできる偽誕者(インヴァース)に目覚めつつある彼はリンネと共にその怪異と戦う事を承諾。以後、リンネに従いながらEXSという能力を行使し、怪異と戦う日々を送っていた。次なる『虚ろの夜』を目前に控えた頃、忽然とリンネがハイドの下を去る。遺言に近い言葉を残して去ったリンネに危機感を覚えたハイドは単身リンネを追うことを決意。時を同じくして、 『忘却の螺旋(アムネジア)』を束ねる総帥、“ヒルダ”はある計画を始動する。それに応じ、様々なEXSの能力者達が同じ場所、同じ夜に集まる事となる。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37618136