曲名:太陽はしばしば(パスティッチョ「救われたアンドロメダ」から)作曲者:アントニオ・ルチオ・ヴィヴァルディ? RV anh.117テーマ:偽作、疑作<製作ノート>第十回ボカロクラシカ音楽祭開催おめでとうございます。今回は私が度肝を抜かれたアリアを紹介します。ネットの情報によると、この曲は割と最近2002年になって発見された、複数の作曲家による寄せ集めのオペラ「救われたアンドロメダ」の中のアリアです。他の曲はともかく、この曲だけはヴィヴァルディの作品らしいと言われています。こういう経緯からか、この曲のスコアは流石にペトルッチのライブラリにはなく、ネットの断片的な譜面情報とYoutubeでいろんな演奏を耳コピして、とりあえずのスコアを起こしました。スコアは輸入版で市販されているようですが買うと結構お値段高めのお買い物になります。次に歌い手ですが、この曲はメゾソプラノの音域で書かれていますが、歌うのは男性のペルセオ(ペルセウス)、当時の習慣を考慮すると女声ではなくカストラート、現代ならカウンターテナーがいいかなと思いました。そこで私の創作では、KAITOに仕様外のメゾソプラノ音域で歌わせてみました。ミクやルカとはまた違う妙なる声を楽しんでいただければ幸甚です。ピッチは、今回楽器がビブラート一杯なので、モダンピッチにしました。ただ当時のヴェネツィアのピッチを考慮すると、これでもいいのかなという気がします。歌 KAITO (メゾソプラノ領域)独奏ヴァイオリン AAViolin合奏 Sonatina Symphony Orchestra通奏低音 私がやりました以上よろしくお願いいたします。