【関東大震災と朝鮮人の暴動③】朝鮮人テロリストが暴動を煽った
- 2019/10/30 11:33:02 投稿
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関東大震災以前から日本は激動のさなかにあった。大正10年(1921年)11月4日、原敬首相が東京駅で暗殺されている。その直後、大正天皇の「御不例」(天皇や貴人の病気)の発表と同時に、皇太子裕仁親王を摂政とする詔勅が出される(ちなみに震災当日、天皇は日光田母沢でご療養中だった)。原内閣のあとを引き継いだ高橋是清内閣も翌年6月、閣内不統一によりわずか半年足らずで瓦解する。さらに、後継の加藤友三郎首相は8月24日に急死してしまう。次期首相には大地震の4日前の8月28日午後、海軍大将山本権兵衛に二度目の大命が下る。このように社会が不安定な時、関東大震災が発生したのである。