自販機にも“監視の目”　内蔵カメラで地域見守り

高齢者や子どもの見守りに、街のあちこちにある「あるもの」が活躍する。一見、街の中にある普通の自動販売機に見えるが、実は、防犯カメラが設置されている。これは、キリンビバレッジと警視庁西新井警察署が連携して生まれた、その名も「みまもり自動販売機」。ボトルに開けられた穴の後ろには、小型カメラが内蔵されている。通常、高い位置に多い防犯カメラとは異なり、自販機内のカメラは目線の高さで広角に捉えることから、利用者だけでなく、例えば犯人の顔や、手にした武器などもわかり、捜査の助けとなる見込み。 西新井警察署・福山隆夫署長は「威圧感がないということが一つの大きなメリットで、子どもたちを守るという意味では、非常にいい設置場所だと思ってます」と話した。キリンビバレッジは、設置台数が頭打ちといわれる自販機に、防犯という価値がプラスされることで、設置拡大の可能性を探りたい考え。キリンビバレッジバリューベンダー・新井裕明さんは「警察のリクエストに応えるレベルまで開発することが、一番大変なことだった。こういう社会課題に対して、きちんと貢献していくことが、キリングループの大きな使命だと思っている」と話した。 関連首都圏在来線に防犯カメラ　新幹線での“事件”受け sm33498242 防犯カメラ搭載　山手線の新車両5月19日から導入 sm33225013 防犯カメラが急増したことにより事件解決？山手線にもカメラ設置へ 一方で、ハッキングによる盗撮も　行き着く先は監視社会？ プライバシーか安全か sm33270997 強制退去区域を調査した清華大学の学生らを警察が監視 so32388683 ウィキリークスが告発「CIAがハッキング技術開発していた機密文書公開」 sm30795691 今、語られるアメリカの真実 第10話 「テロの時代 ブッシュ～オバマ」vol.2 sm29729094 監視社会とどう付き合うか（東浩紀） sm20592936 コンピュータ監視法＿捜査側の裁量によらしむ sm14669687

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