3歩で3県をまたげる関東のあるスポットが人気に

3歩で3県をまたげる関東のあるスポットが人気に

 わずか3歩で3つの県をまたげる。関東地方のとある場所が今、人気となっている。こうしたなか、自治体からも観光資源として期待する声が上がっている。 マニアでなくとも思わず見入ってしまう。それが県境。関東にはその県境が、3つにまたがる平地がある。栃木県栃木市、群馬県板倉町、埼玉県加須市の3つだ。一歩一歩踏みしめる。一点を見つめて立ち止まる人や…。スマホ片手に写真を撮りまくる人。長年、この地を見てきた地権者の古澤さんによると、こんな楽しみ方もあるという。一度に3つの県に触れて優越感に浸る。この辺りは元々、近くを流れる川が県境だったが、明治時代に行われた改修工事によって現在の状態になったという。最近では、この3県境を町のシンボルにしようとする動きも出てきた。歩いて5分ほどの道の駅きたかわべは4月初めにリニューアルオープンし、新たに3県境コーナーを設置している。ちなみに、この近くを走る県道もすごいことに。「カーナビが群馬県に入りました」とアナウンスした時にはすでに栃木県に入ろうとしていたのだ。わずか10分走るだけで栃木から、群馬、埼玉、群馬、栃木、埼玉、最後は茨城と目まぐるしく変わった。これも3県境と同様、明治時代に行われた川の改修工事の影響だといわれている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33301582