“最強官庁”に批判噴出 公文書改ざん、口裏合わせ、セクハラ問題 1カ月でトップら次々辞任

“最強官庁”に批判噴出 公文書改ざん、口裏合わせ、セクハラ問題 1カ月でトップら次々辞任

 森友学園を巡る文書改ざんに口裏合わせ、さらにセクハラ問題…財務省は1カ月余りで「トップ」が立て続けに辞任する異常事態となっている。「最強官庁」とも呼ばれる財務省で一体、何が起きているのか。 この1カ月余りの間に財務省の事務方トップ、福田事務次官とナンバー2の佐川国税庁長官が辞任する異常事態。最強官庁と呼ばれる財務省に激震が走っている。きっかけとなったのは3月2日。朝日新聞の一面を飾ったスクープだ。森友学園との国有地取引を巡る決裁文書の改ざん疑惑が浮上。まず辞任に追い込まれたのは佐川氏だった。その3日後には14件の決裁文書で改ざんが行われていたことが明らかに。財務省への批判は与野党、問わず噴出した。4月に入っても森友問題は広がり続けた。9日には地中から出たごみの撤去について、財務省が森友学園側に口裏合わせを求めていたことも明らかになった。そんななか、事務方トップに浮上したのがセクハラ問題だ。13年前、当時、主計官だった福田氏は、主計局の主要ポストを歩んできたエリート官僚だったのだが…。1982年、福田氏や佐川氏とともに同期で大蔵省に入省した片山さつき議員は…。 大蔵省に福田氏と同期入省、自民党・片山参院議員:「弁解の余地がない話で、しかも組織のトップですから遅きに失した辞任だったのかな」「(Q.(福田氏の)セクハラにつながる言動を見たことは?)予断を与えることになりますから、申し上げることは控えたいと思いますが、こと私に関しては…私が傷付くような被害を受けたことはございません。とにかく本当に残念です」 文書改ざん、口裏合わせ…そして、セクハラ問題。財務省は調査を続けるとしているが、信頼を回復することはできるのだろうか。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33077320