財務省の福田事務次官のセクハラ疑惑について、麻生財務大臣は4月17日午前、被害女性が名乗り出なければ事実の解明は難しいとの認識を示しました。 麻生財務大臣:「(Q.女性が名乗り出なければ事実の認定しない?)一方的では取り扱いのしようがない。本人が申し出てこなければどうしようもない」「(Q.この場合はセクハラと名乗り出にくい事情があるわけですが?)こちら側も言われている人の立場も考えないと。福田の人権はなしってわけですか」「(Q.日時はほぼ特定できているから、どういう店に行ったかを本人に聞き取りすれば分かるじゃないですか?)私どもがやっても、財務省がやった話だからと言われる可能性が。だから、第三者に頼まないと答えが出てこない。(音声データを)聞いて福田かなって感じがしましたよ、俺はね」 一方、福田次官は17日朝、記者団の質問に対して終始、無言でした。 福田事務次官:「(Q.呼び出すことは時間稼ぎとの批判がありますが?)…」「(Q.女性側に名乗り出るよう申し出るのはパワハラではないでしょうか?ご自身の説明があいまいなまま、女性に求めるのはアンフェアではないでしょうか?自分の声は分からないのでしょうか?自分の声については否定されないのでしょうか?お答え下さい)…」