マーラー 交響曲 第10番 嬰ヘ長調 第5楽章 [D.クック版]

マーラー 交響曲 第10番 嬰ヘ長調 第5楽章 [D.クック版]

交響曲第10番は未完に終わったマーラー最後の交響曲です。 全5楽章のうち、演奏可能にまで仕上がったのは第1楽章だけで、 全曲は基本的に4段ないし5段譜表の略式総譜が残されたのみでした。そのため国際マーラー協会では、第1楽章アダージョしか正式には認めておらず、 第10番が録音、演奏される場合、ほとんどが第1楽章のみになっています。しかし、残されたスケッチから読み取れる楽想があまりに美しく、またスケッチの大部分が、オーケストレーションを残すのみの段階にあったため、 第二次大戦後、多くの補筆完成の試みがなされてきました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30656878