野蛮さだけは空回るほどあるごく普通の高校一年生(元コマンドー)戸山香澄。 戦争中、満天の星空を見上げた時に聞こえた“星の鼓動”のように、 キラキラドンパチする何かを見つけたいという愚かな夢につき動かされながら、様々な部活を体験するも死体が増えるだけ。 そんなある日、学校からの帰路で香澄が目にしたのは、不思議な星のシールだった。 せっかく追い詰めた星に導かれるままに香澄が進んでいくと、そこはクソダメみてえな質屋「流星堂」だった…。 『なんだよこの倉庫は! クズしかねえのか! 宝石もビデオデッキもねえ! 20ドルにもならねえオンボロギターだ!』