第三次世界大戦後に出現した都市国家・リブリア。そこは、テトラグラマトン党の党首ファーザーが君臨し二度と戦争が起らないように感情を持つことを禁じられた社会だった。リブリアでは音楽や文学書籍、絵画や映像など、心を揺り動かす「感情的なコンテンツ」は全て「EC-10[9]」として禁止され、人々は「イクイリブリウム」という政府機関が生産・配給する感情抑制薬であるプロジアムの服用を義務付けられていた。党の方針に逆らい、薬の服用を拒んで「EC-10」を所有している人間は「感情違反者」として「ガン=カタ」と呼ばれる戦闘術を極めた特殊捜査官「グラマトンクラリック」が摘発・処刑していた。BGMはEquillibriumサウンドトラック「Evidence」。