【鎌倉仏教シリーズ】第２２回・浄土宗③西山派（証空）3-1.
- 2015/06/24 11:30:56 投稿
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法然が開宗した浄土宗は、弟子の証空、弁長、親鸞らによって引き継がれますが、第二代宗主の証空は、京都西山の三鈷寺を拠点に西山（せいざん）派浄土宗を始め、同じ弟子の弁長は北九州を拠点に鎮西派を、そして親鸞は浄土宗より独立して浄土真宗を始めます。この、西山派、鎮西派、真宗の三つの流れは現在にまで引き継がれます。特徴としては、念仏以外の修行方法も許容した開祖法然から離れて念仏だけに集中する専修（せんじゅ）念仏の傾向を強めて行きます。