時雨「時雨だよ、よろしく。ボクたちにとっては今の鎮守府は二つめ。前の鎮守府にはいろんなところから来た艦娘がいたし、軍の関係者もよく出入りしていた。だからこそボクは知っているんだ。この第二中央鎮守府が、どれだけボクたちにとって得難い場所なのか。こうして笑って日々を暮らせることが、どれだけ貴重なことなのか。残念ながらこの世界はボクたちには優しくない世界だ。いつだって悲しい出来事が、まるで雨のように降り注ぐ。でも信じているよ。ボクたちの提督なら、このやまない雨を止め、きっと晴れ渡る青空を見せてくれるって。そのためになら・・・・・・ボクは戦うよ」前 「淑女たちの午後日和」 sm25316751 次 「ブリーフィング」 sm25417227 マイリスト mylist/46293193