『支那の夜』の北京語版は、1943年に上海で出た「春的夢( sm24147600 )」が戦後、香港や台湾で多くの歌手に歌い継がれてきましたが、52年に香港で呂紅が広東語版の「春來冬去」を歌い、74年に当時人気だった麗莎(リサ・ウォン)が改めてカバー。麗莎はシンガポールの歌手で、74年に香港へ進出し、75年には引退。その後シンガポールに戻ってビジネスをしていましたが、89年に多額の借金を抱えたショックで倒れ、なんと11年間にわたって意識不明となり、意識を回復したら2000年だったという人。最近また香港でコンサートを開いたりしているようです。