「女の話をしよう。人気を得ようとする時、女はアンリ・マユと等しくなる。おまえのサーヴァントが目当てだ、とスプーンは笑った。まるでライダー萌えね、と女は言った。おまえのオッパイは僕のものだ、とワカメは笑った。ええその通りよ、と女は言った。踏んで下さい、とおじさんは言った。踏むだけではまだ足りない、と女は笑った。セイバー萌え、と英雄王は言った。ええその通りよ、と女は笑った。生命は黒い泥の中で栄養になる。消化される食物のように。汁に溶ける味噌のように。ヤンデレを具現する女は笑う。すべてを支配してこそ、真実のヒロインたり得るのだと」第9話→ sm21739033 第11話→ sm21784117 マイリスト→ mylist/38279733