明治35年10月19日、東京専門学校は創立20周年をもって早稲田大学と改称し、記念式典が催された。式典後、全学5000人が「煌々五千の炬火は」と歌いながら早稲田から皇居前まで提灯行列をなしたという。この曲は現在確認できる最古の早稲田ソングであり、明治40年に校歌(いわゆる「都の西北」)が制定されるまで、事実上の校歌として用いられていた。曲は永井建子「元寇」からの借用、歌詞は坪内逍遙による。画像は当日撮られた写真で、中央上部の提灯に「早」の文字が確認できる。なお、完全な録音は存在せず、この録音で歌われているのは一、二、六番。 mylist/4693634