イタリアのメディアによりますと、巨額の遺産を残したのは、ローマに住んでいた資産家のマリア・アスンタさんで、合わせて1千万ユーロ(日本円でおよそ10億円相当)の現金や不動産を残して、先月、94歳で亡くなったということです。アスンタさんは、生前、身寄りがなく、すべての遺産を、飼っていた黒猫の「トマシーノ」に残そうと考えていました。しかし、弁護士に相談したところ、イタリアの法律では、動物への遺産相続ができないことが分かったため、代わりに「トマシーノ」がなついていた看護師のステファニアさんを相続人に決めていました。ステファニアさんは、亡くなったアスンタさんの介護をしていましたが、遺産相続についてはまったく聞いていなかったということで・・・