トリックスターの続きです.これで終わりです.<理>細胞一つに記憶が刻まれる 刹那の速さで巡る 電子の流れを今は亡き 星の光 今届いて 遠き昔の記憶 かすかに感じるいつのときも 夜空照らす月明かり銀色の光 かすかな光だが 優しく照らしてくれる(interludium)今生きる 自然の理広がり 包み 染み渡る季節変わるたび そのときの流れに 身を任せただひとつ 季節を感じて<月と桜、ふたたび>桜の山のふもと 陽の光昇り はじまりのときまだ薄青い世界 昨日の名残を残しているとき切なさ抱えたままで桜の木々の合間から 青白き世界のなかで かすかに…見えなくとも そこにある 月よ