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松田聖子『風立ちぬ』北京語版…張薔「秋風吹来」
まだみんな人民服を着て「同志」と呼び合っていた頃の共産中国で、中森明菜の『少女A(sm22924517)』のカバーを出した謎の雲南放送局が、続けて松田聖子の『白いパラソル(sm23102442)』とともに出したのがこの曲。イントロの出だしで『少女A』の出だしみたいなピアノがちょっと入るのは、すっかり雲南放送局のお気に入りなのかも?サビの盛り上がりが、♪再見再見~、再~見~再~見~♪と「ツァイヂェン」連呼なのが聴かせてくれますwなんだかそこらの女の子がカラオケで歌っているようですが、これが当時の雲南クオリティ。松田聖子の中国語カバー集→http://www.nicovideo.jp/mylist/42416597
石井明美『CHA CHA CHA』北京語版3…黄文君「愛情回憶」
『CHA CHA CHA』はもともと日本の曲じゃないですけど。。。香港ではカナダ育ちの台湾人・葉蒨文'(サ「リー・イップ)が北京語訛りの広東語で『CHA CHA CHA(sm23286827)』を歌ってましたが、北京語版は台湾で90年に「1990恰恰恰(sm26929492)」、マレーシアで87年に「今夜只愛Cha Cha Cha(sm28015894)」、中国・雲南省で86年に「愛情回憶」が出てました。
山口百恵『曼珠沙華』北京語版5…羅莉「蔓珠莎華」
日本で山口百恵の代表曲と言えば、『秋桜』とか『いい日旅立ち』とか、はたまた♪これっきりこれっきりもう~♪や♪バカにしないでよ~♪や♪あ~なた~が望むなら♪あたりだと思いますが、中華圏では圧倒的に『ありがとうあなた』と『曼珠沙華』。『ありがとうあなた』は中国や香港で『赤い疑惑』が放送されて大ヒットしたから。『曼珠沙華』は梅艶芳(アニタ・ムイ)の広東語カバー(sm22759498)が大ヒットしたからでしょう。アニタは北京語版(sm22759594)も歌ってましたが、それとは別に中国の雲南放送局が86年に出した怪しげな北京語カバーが羅莉(ロリ)の「蔓珠莎華」で、アニタの広東語版の歌詞をそのまま北京語で発音するというもの。映像はアニタ・ムイです。
河合奈保子『スマイル・フォー・ミー』北京語版5…嘟嘟「海鴎」
河合奈保子の『スマイル・フォー・ミー』は1981年の曲ですが、翌82年に台湾では「元祖日本式アイドル」金瑞揺(ヨーヨー)が「飛向你飛向我(sm23237050)」のタイトルでカバーして大ヒット。一方で中国でも、85年に内モンゴルで「飛翔(sm24074337)」というタイトルのカバーが出現したのに続き、87年には雲南省の放送局が「海鴎」というカバーを発売。歌詞は「飛向你飛向我」とほとんど同じです。歌ってる嘟嘟(ドゥドゥ)は中森明菜の『少女A』のカバー(sm22924517)でデビューした人。アルバムのタイトルになっている「十八歳」は小泉今日子の「私の16歳」のカバー(sm22948330)。
小泉今日子『私の16才』北京語版1…嘟嘟「十八歳」
明菜の『少女A』のカバー(sm22924517)を歌った嘟嘟(ドゥドゥ?)が、次に出したのがキョンキョンの『私の16才』のカバー。おそらく嘟嘟の年齢に合わせてタイトルを変え、毎日渚へ行っている18歳の少女が、男の子に見つめられてどうしたらいいかわからないという内容。伴奏も録音もあまりに稚拙で、何だかカラオケで歌ったのをテープにしましたみたいなイメージ。発売元は例によって中国・雲南省の放送局です。それと香港では当時『私の16才』の広東語版がヒットしてて、私も一部を覚えてますが、歌手や曲名がわからないので探せずじまい。。。
荻野目洋子『ダンシング・ヒーロー』北京語版07…劉暢「D・S情士」
『ダンシング・ヒーロー』の中国語カバーは、香港で陳慧嫻(プリシラ・チャン)が広東語で歌った「跳舞街(sm22753871)」が中華圏で大ヒットしましたが、じゃあ共通語の北京語版も出そうということで、台湾、マレーシア、中国で無数の北京語カバーが出現。その1つが当時、日本のアイドルソングを無名の少女歌手たちに歌わせていた雲南放送局が87年に出した「D・S情士」。D.SとはDISCOの略?日本がアジアの文化の最先端を行き、「東京TOKYO」がナウい大都会だった時代を象徴したジャケットかもw
松田聖子『裸足の季節』北京語版1…張薔「愛情蔵心間」
まだみんな人民服を着ていた1980年代半ばの中国で、中森明菜『少女A(sm22924517)』のカバーソングを出して衝撃を与えた雲南放送局が、続いて松田聖子の曲を次々とカバー。張薔は『白いパラソル(sm23102442)』『風立ちぬ(sm23154420)』も歌ってましたが、何曲も聴いてるとクセになりそうですねw
松田聖子『青い珊瑚礁』北京語版3…王菲「緑色的珊瑚礁」
まだみんな人民服を着ていた1980年代の共産中国で、無名の少女歌手を次々と発掘し、日本のアイドルソングの中国語カバーを歌わせて粗悪なカセットを販売していた雲南放送局。松田聖子の歌は『風立ちぬ(sm23154420)』『白いパラソル(sm23102442)』『裸足の季節(sm23322482)』などを張薔という女の子に歌わせていましたが、『青い珊瑚礁』のカバーは87年に北京から来た王菲という娘に歌わせることに。しかし、彼女は翌年両親と香港に移住して王靖雯(シャーリー・ウォン)の名で歌手デビュー。92年に中島みゆきの広東語カバー(sm22757004)を歌ってブレイクし、再び王菲(フェイ・ウォン)と名を変えて、あれよあれよという間に中華圏を代表するトップスターに。。。雲南放送局で歌った『青い珊瑚礁』のカバーはすっかり黒歴史にされた模様。
かぐや姫『神田川』北京語版…嘟嘟「珍惜」
悪い意味でミステリアスな歌手・嘟嘟(ドゥドゥ?)ですが、1985年に雲南広播電視公司つまり雲南省の放送局が発行したテープ「少女A(sm22924517)」には、日本のカバーソングがいろいろと埋もれていました。この『神田川』のカバー「珍惜」はもともと鄧麗君(テレサ・テン)が1984年に台湾で歌ったもので、内容は女性が夜、別れた男を思い出し♪あなたを思わない、愛していないなんて、自分を騙してるだけ。まだあなたを愛しているのが本当の気持なの♪などと切々と歌っています。嘟嘟にはこういう暗い歌が似合いますねw
松田聖子『白いパラソル』北京語版…張薔「白色的陽傘」
まだみんな人民服を着て「同志」と呼び合っていた1980年代の共産中国で、日本のNHKですら放送禁止になった中森明菜『少女A』のカバー(sm22924517)を大胆にも発売した雲南省の放送局が、続けて発売したのは松田聖子『白いパラソル』のカバー。どうでもいいけど、イントロ出だしのピアノが『少女A』みたいで、それが何度も繰り返されますw。「少女A」を歌った嘟嘟はいつしか姿を消してしまいましたが、「白色的陽傘」を歌った張薔は、香港人と結婚して「サラ・チャン」と名乗り、オーストラリアへ留学し、その後離婚。こんどは北京で元軍人のビジネスマンと再婚して、歌手活動もしっかり続けていたりと、聖子のように逞しくやっています。。。
芹澤廣明『星のシルエット』北京語版1…金煒玲「暴風女神」
みんな人民服を着ていた1980年代半ばの中国で、無名の少女たちに日本のアイドルソングを歌わせてカセットを販売していた雲南放送局。香港で大ヒットした広東語ソングを北京語で歌った曲も出していて、その1つが86年の「暴風女神」。香港のスーパースター譚詠麟(アラン・タム)が85年に歌った「暴風女神 Lorelei(sm22964560)」の北京語版で、映画『サンダーアーム/龍兄虎弟』の主題歌。原曲はアニメ『タッチ』の挿入歌『星のシルエット 』ということになっていますが、一体どこが似ているのやら?映像は広東語版のMVのもので、歌詞の字幕も広東語版のものですが、北京語版の歌詞は9割以上同じ。ただし1.2倍速で歌ってますw
中森明菜『少女A』北京語版1…嘟嘟「少女A」
80年代にシングルほとんどが中国語カバーされた中森明菜ですが、これは何か聴いてはいけないものを聴いてしまった感じ。。。まず嘟嘟(ドゥドゥ)なる歌手が、何者かよくわからない。そしてカセットケースの漢字は台湾で使用している繁体字(旧字体)なのに、雲南広播電視公司発行つまり雲南省の放送局が出したもの。でも、80年代前半の中国はみんな人民服を着てて、テレサ・テンの歌すら「精神を汚染するエロ」と禁止されてた時代。明菜の『少女A』はNHKで放送禁止になっていたのに、共産中国の放送局は思い切ったものです。さて、歌詞は♪上目使いに盗んで見ている♪のは私で、サビでは♪告訴我呀、告訴我該怎麼做(私、どうしたらいいの?言ってよ!)♪と繰り返してます。
近藤真彦『ギンギラギンにさりげなく』北京語版2…黄文君「燃焼的愛情」
マッチの代表曲と言えば、やっぱり♪ギンギラギン♪ですかね?まだみんな人民服を着ていた頃の中国で、当時の日本のトップアイドルの代表曲のカバーを次々とカセットテープで発売した雲南放送局。中森明菜「少女A(sm22924517)」や松田聖子「裸足の季節(sm23322482)」に続いて、近藤真彦の代表曲もカバーしたのですが、なんだか「インベーダーゲーム」を思い出しますwちなみにタイトルは違えど、歌詞は「台湾のマッチ」こと曹西平が歌ったカバー「一切有我(sm23091239)」とほとんど同じ。♪ギンギラギンにさりげなく~♪の部分の歌詞は♪愛情叫人迷惑♪ですが、これは「愛情は人に迷惑だと叫ぶ」じゃなくて、「愛は人を惑わせる」の意味。
石川ひとみ『まちぶせ』北京語版1…羅莉「風中暖流」
まだ国民のほとんどが人民服を着ていた頃の中国で、中森明菜の『少女A(sm22924517)』や松田聖子の『白いパラソル(sm23102442)』のカバーソングを出していた雲南省の放送局。続いて1986年に羅莉なる歌手をデビューさせ、歌わせたのは石川ひとみ『まちぶせ』の北京語カバー。香港で84年に出た広東語カバー(sm23268675)と同じタイトルですが、別に関係があるわけじゃありません。で、この羅莉なる歌手、一体どんな人かわからないので、googleで画像検索してみたところ、出て来たのは「ロリ」ばかりで…ww。ちなみに後半の映像に出てくる人は羅莉じゃなくて石川ひとみです。かわいいですね。
『時には娼婦のように』北京語版2…王菲(フェイ・ウォン)「小小的秘密」
みんな人民服を着ていた1980年代半ばの中国で、中森明菜『少女A(sm22924517)』や松田聖子『裸足の季節(sm23322482)』、近藤真彦『ギンギラギン~(sm24737467)』等のカバーを無名の少女たちに歌わせて、怪しいカセットを販売していた雲南放送局。85年に王菲という北京の女子高生を発掘し、歌わせたのが『時には娼婦のように』。鄧麗君(テレサ・テン)が「小小的秘密(sm24957588)」のタイトルでカバーしていたので、それを歌わせたのですが、歌詞が1文字だけ違うのがこだわり?彼女は2年後に香港へ移住し、王靖雯(シャーリー・ウォン)の名でデビューしますが、92年に中島みゆきのカバー(sm22757004)を歌ったら大ブレイク。再び王菲(フェイ・ウォン)と名乗って「第二のテレサ・テン」と称される存在に。いわばビッグスターの黒歴史?w
松田聖子『Rock'n'roll Good-bye』北京語版…黄文君「恋人浪漫曲」
松田聖子の『Rock'n'roll Good-bye』は1982年のアルバム曲。87年になって雲南省の放送局から出た北京語カバーが「恋人浪漫曲」。
杏里『CAT'S EYE』北京語版1…嘟嘟「美麗的眼睛」
悪い意味でミステリアスな歌手・嘟嘟(ドゥドゥ?)。。。1985年に雲南広播電視公司つまり雲南省の放送局が出したと言う謎のテープ「少女A(sm22924517)」には、『CAT'S EYE』のカバーも収録されていました。チャチなのにやたらと仰々しい伴奏、カラオケで熱唱してみましたみたいな録音、北京語なのに北京語っぽくない嘟嘟の発音など、ミステリアスガール・嘟嘟の魅力が爆発していますw。嘟嘟の写真も発見したけど、素顔は意外と(?)可愛いですね。
山口百恵『青い果実』北京語版1…金煒玲「青的果実」
まだみんな人民服を着て「同志」と呼び合っていた1980年代半ばの中国で、中森明菜「少女A(sm22924517)」を皮切りに、松田聖子や小泉今日子、マッチなど当時日本でヒットしていたアイドルソングを無名の少女に歌わせ、怪しげなカセットを販売していた雲南放送局。じゃあ中国で大人気だった山口百恵のアイドル時代の曲を歌わせたら売れるかも!?と86年に出したのが『青い果実』。原曲は♪あ~なた~が望むなら、わたしナニをされてもいいわ~♪と、いたいけな14歳の娘に歌わせて、1億総視姦状態に晒されせた大ヒット曲ですが、北京語版の歌詞はいかに??『青い果実』は香港で文語調の歌詞を朗々と歌う広東語版(sm23086705)も出てました。