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怪奇蒐集者 山田ゴロ2
いつまでも聞いていたい―
恐怖がじわりと沁みるノスタルジック怪談!
時を経て怪談は懐談となる―
還らない日を思い出す、身を委ねたくなる心地よい恐怖がここにある
【収録エピソード】
1.身内だけでなく誰からも慕われていた祖母。病の床に伏したとき彼女が告げたのは…
「命の期限」
2.慰霊碑のそばから掘り出した箱。持ち帰り、その封印らしきものを剥がした友人の身に起きたのは…
「タイムカプセル」
3.いつもお駄賃をくれたやさしいおばあちゃん。その日も小遣いをくれたことを母に告げると…
「三途の川の渡し賃」
4.愛する男の妻を死ぬまで苛め抜いた女。排除した邪魔者が遺したものを全て処分したはずだったが…
「魂が宿るもの」
5.苛めに遭い酷い傷を負った少年の枕元に現れた謎の老人。彼が告げた衝撃的な言葉は…
「生きる順番」
6.突然聞かされた先輩の訃報。それをきっかけに、まるで連鎖するかのように不幸な出来事が…
「三つの首」
怪奇蒐集者 三輪チサ
心の奥にそっとしまっておきたい
不安と郷愁を誘う8編の怪異譚
幼き日の夕暮れ時、誰もが一度は感じた寂しさと不安を思い出す…
ひらかた怪談サークルを主催する語り手が差し出す、たおやかなる怪異
【収録エピソード】
1.齢100歳を超え、家族に迷惑をかけまいと断食を始めた霊能者の女性。ある日突然目を覚まし告げたのは…
「火の女」
2.老人ホーム勤務のKさん。ある夜ふと、普段はサボっている夜中の巡回に出てみる気になったのだが…
「午前2時の巡回」
3.Mさんが研修医時代。夜勤中の病棟でどこからともなく吹いて来る風が。その元を辿り目にしたのは…
「夜勤」
4.石清水八幡宮への道すがら、遊郭の残る橋本の街で。街道筋に入った途端に消えた生活音。行けども行けどもあるはずの京阪電車の線路が見えてこず、その代わりに視界に現れたのは…
「お稲荷さん」
5.義兄の家に移された先祖伝来の仏壇。その跡だけが残る仏間の畳の上に、今落ちたばかりのような雫が一滴…
「初盆」
6.台湾での墓参りで。掃除などの手伝いに厭きてきてしまった陳さん。何気なく隣の墓の獅子の像を撫でまわしていたのだが…
「陳さんの話」
7.通い慣れた田んぼの一本道。陽が傾きかけたその日に限って、いままで気付かなかった脇道への入り口が目に留まり…
「脇道」
8.某ホテルに勤務していた男性。従業員用の仮眠室ではなく何故か貸し出されることのない広い客室で寝ていると…
「503号室」
怪奇蒐集者 長州小力
怪談界大乱世のリングに
この男がシリーズ初参戦!
怖い物好きだからこそ出遭ってしまう〝あるある〟な体験談から海外ロケで訪れた世界的に有名な曰く付きホテルでの出来事まで!
お笑い界きっての怪談好きによる怪談好きのための怪談が満載!
自他ともに認める大の怪談マニア、長州小力が語り手としての実力を見せつける!
【収録エピソード】
1.好きだからこそ呼び寄せてしまう!?〝怪を語れば怪至る〟を地で行く不思議な体験あれこれ…
「怪異が寄ってくる」
2.「二人憑いてたから取っておきましたよ」と話すお笑いイベントの現場スタッフの女性。言われてみれば思い当たる節が…
「山形のセンセイ」
3.試しただけのつもりが本当に映ってしまった心霊写真。一度は原因が究明されたと思ったのだが…
「心霊写真」
4.番組ロケで訪れたアメリカの古い街。実は宿泊先のホテルが心霊スポットだというドッキリの仕掛けなのだが、オンエアの映像を見てみると…
「ゴーストホテル」
番外編◆怪談を語る長州力
怪奇蒐集者 異邦奇譚~怪談世界旅行~ Apsu Shusei (アプスーシュウセイ)
日本~台湾~バングラディシュ
スウェーデン~アメリカ~シンガポール~ベネズエラ
世界中の不思議な話がここに凝縮!
話の中に垣間見える、各地の文化や自然…
怪異を通じて地球が見える!
各国の怪談を蒐集するApsuShuseiが誘う
恐怖と不思議に彩られた世界一周の旅!
【収録エピソード】
1.京都の老舗旅館に伝わる般若とおかめの面。ある日般若の面だけが忽然と消え失せたのだが、その後…
「百合の面」(日本)
2.兵舎の相部屋で過ごした友人は幽霊が視える能力、陰陽眼の持ち主だった。そんな彼が決して近づこうとしない場所とは…
「陰陽眼」(台湾)
3.廃墟が続く隣村への道で見た異様な人影。それを聞いた母が村のシャーマンにお祓いをさせたところ…
「蛇呪」(バングラディシュ)
4.ハウスパーティーからの帰り。白夜の気配の残る明るさと暗闇の入り混じった田舎道で一行が目撃した光景は…
「白い世界」(スウェーデン)
5.授業をサボろうとした二人の女の子。先に教室を抜け出したパトリシアの異変に気付き、彼女の視線の先を辿ると…
「ニューヨークの学校の怪談」(アメリカ)
6.ミネソタ州にある先住民居住区に住んでいたアンさん。日頃祖父が警告のように言っていた言葉の意味がわかる出来事が…
「スキンウォーカー」(アメリカ)
7.親戚の別荘で開かれたパーティー。庭にある小屋に何気なく目をやると、室内を動き回る白い影のようなものが…
「ポンティアナック」(シンガポール)
8.移り住んだ元モーテルだった古い集合住宅。劣悪な環境に加え、いつしか感じるようになった〝悪いもの〟の気配はやがて…
「話をしましょう」(ベネズエラ)
9.クラス合宿での夜、肝試しで幽霊役をすることになった少年。後日、偶々その時の自分の姿を思いがけない場所で目にすることに…
「鬼になった少年」(日本)
怪奇蒐集者 千山那々
黒衣のクールビューティが放つ!戦慄のスーパーショット!
オトモダチとなり接近した人形の企み…
親友だったのに思い出せない、忽然と消え失せた子の名…
監視カメラが映した不審死の一部始終…
ユタの末裔でありパラリーガルとして数多の事件に携わった
怪談師千山のシャープな語りが脳髄を貫通する!
【収録エピソード】
1.どこで拾ってきたのか、汚い大きな人形で遊んでいる娘。まるで友達ででもあるかのように…
「ミキちゃん」
2.親友からのSOSで駆け付けたとあるダム。自宅にいたはずなのに気づいたらそこに来ていたというのだが…
「さいとうさん」
3.サバイバルゲームをしていた廃アパート。周囲のあまりの静けさに思い切って大胆な行動に出たところ…
「伝説の男」
4.薄暗い道の離れた場所に立つ人影。おかしなシルエットに不審なものを感じ、よく目を凝らしてみると…
「マフラー女」
5.退去を促されていた入居者の突然の死。遺体の状況と死亡推定日時との間に残された不審な点は…
「防犯カメラ」
6.あるYouTubeチャンネルでの肝試し企画。リニューアルオープンしたというそのお化け屋敷に纏わる噂とは…
「某お化け屋敷」
怪奇蒐集者 怪談ざんまい 深津さくら
掘っても掘っても白い枯れ枝のようなものが…
怨念にまみれた無数の絵馬、その一つに異様な文字が…
家の中をどこまでもついて来る血まみれの老婆…
人形たちの指し示す先に…
実話怪談の魅力に取り憑かれた蒐集家が
封印した自身の体験を含む奇妙で恐ろしい逸話を語る!
【収録エピソード】
1.マンション建設のために取得した物件。視察した現地の惨状に驚愕するも工事は進み…
「犬の骨」
2.母の体験談に刺激を受け自分の娘にお腹の中にいたときの記憶が残っているかと尋ねてみると…
「掃除」
3.悪縁を断ち切るという神社に掛けられていた絵馬。その一つに書かれていた〝文字のようなもの〟…
「絵馬」
4.不吉な夢が続き、お祓いをする感覚で先祖供養にと訪れた寺。そこで目にしたのは…
「卒塔婆」
5.シェアハウスに一足遅れて入居した友人の部屋からおかしな物音がしているのに気づき…
「三人暮らし」
6.喫煙難民となった部長。チェーンスモーカーだった彼の車から出現した異様なものとは…
「煙草」
7.手狭になった部屋からの引っ越し準備中、ふと部屋の中に覚えた違和感の元を辿ってみると…
「フィギュア」
8.死に場所を求め辿り着いた人里離れた山中。満天の星空に輝くひときわ明るい星から降り注いできたのは…
「カープ帽のおじさん」
9.夢の中に出てきた和箪笥。引き出しいっぱいの黒髪に浮かぶように入っていた女の首が話しかけてきたことは…
「箪笥」
怪奇蒐集者 怪談葬庫 田中俊行
夜毎現われ首を絞める老婆…
死の現場へと招き寄せる声なき声…
ラジオノイズのような音に混じり聞こえてくる古えのメロディ…
夢の中で断片的に聞こえてくる曲、それが完成に近いたとき…
独特な存在感で怪談界に異彩を放つオカルトコレクターが
呪物と共に蒐集した膨大な怪異譚から取って置きの逸話を蔵出し!
【収録エピソード】
1.念願だった古道具屋を始めたTさん。京都の古民家を改装したその店は立地も抜群だったが何故か庭に巨大な穴が。それは忌まわしい過去のある池の跡だというのだが…
「古民家」
2.ベテランのパートSさん。彼女がたびたび遅刻する理由、それは自殺や事故の現場に居合わせてしまうからだという。彼女を死の現場へと誘う声にはやがて悪意が滲み出し…
「予感」
3.どこからともなく聞こえてきた囁き声。それは留守中の教師の名を呼ぶ声だった。そしてそれに混じって聞こえてきたのは聞き覚えのある懐かしいメロディーで…
「傘がない」
4.突然ギターを弾くようになった彼氏。夢の中の曲を耳コピして再現しているというのだが、断片的だったメロディは次第に完成に近づき、やがて…
「事故物件」
怪奇蒐集者 田辺青蛙
鬼を祀る神社で…
信長ゆかりの寺で…
人柱伝承のある川の堤で…
大阪や関西に纏わるエピソードを中心に摩訶不思議な奇談怪談が満載!
地元大阪を初め、関西一帯の不思議な話、怖い話を集め、多数の著作を発表する作家、田辺青蛙。
千年にわたる濃密な歴史を重ねた関西ならではの逸話や戦災の悲劇を今にとどめる話など多彩なエピソードを披露する!
【収録エピソード】
1.怪談会の会場近くに鎮座する鬼を守護神とする神社。写真を撮っていると近づいてきた老人が「俺は鬼に会ったことがある」と…
「鬼の話」
2.自殺しようとするところを思いとどまらせた男性。世間話で気を落ち着かせ別れたのだが、その夜…
「土下座」
3.空襲で多くの犠牲者を出し、心霊スポットとして噂されるようになった建物。その霊を慰めるための廻向を行っていると…
「染み」
4.ある時期から突如鳴り始めた不審な悪戯電話。通話から自身の電話番号がある場所に書かれているということが判明するが…
「牛首トンネル」
5. 飲み終わったペットボトルを何気なく川へ捨てた友人。ところがそれは飲み込まれるように川の底へ沈んでゆき…
「生贄」
6.信長ゆかりの蘇鉄の樹…大阪城に伝わる奇妙な話…関西に点在する戦国時代に纏わる怪異譚あれこれ…
「信長と秀吉と金星人~血を流す蘇鉄/UFOの話~」
7. 天王寺動物園の裏手にある料亭。その庭で遊んでいると突然現れた奇妙な猿。大人たちは信じてくれなかったが…
「瓦斯マスクの猿」
8. 寺に住む祖母の元へ送られてきたという曰く付きの人形。道頓堀の怪談イベントで披露することになったのだが…
「喋った人形」
怪奇蒐集者 おおぐろてん
鎖で巻かれ南京錠をかけられた仏壇…
忽然と消え失せた曰くつき人形の行方…
無人の天井裏から聞こえる囁き…
脳裏に絡みつく背筋も凍るエピソード!
アニメ、ゲーム界で活躍する俊才クリエイターが
怪談蒐集のきっかけとなった自身の血族に纏わる怪異の一部始終を衝撃写真とともに語る!
【収録エピソード】
1.一日の僅かな時間しか自分でいられなのでその間に死後の整理をしてほしい。葬儀社に持ち込まれた奇妙な〝生前予約〟の内容とは…
「軍人の衣装」
2.学校裏の鎮守の森で起きていた異変を調べに行った生徒たちが見つけた不自然な地面の盛り上がり。そこに埋められていたのは…
「神社の奥に」
3.愛犬の病気平癒の願掛けに訪れた神社。依頼を提出する木箱の中にあった前の参拝客が書いたものが目に入ったのだが…
「息子の殺人癖を治めてください」
4.母の実家の仏間を覗いてみると、そこにあったのはぐるぐる巻きにされ南京錠をかけられた仏壇だった…
「鎖仏壇」
5.母から触れないように言い渡されていた二体の人形。成長してから聞かされたその人形に纏わる陰惨な出来事とは…
「人形」
6.無人のはずの二階から聞こえてくる声。原因を突き止めるため調べてみると壁の奥にもう一つの謎の空間が…
「天井裏」
怪奇蒐集者 弘前乃怪
「昨日の晩にナ、 枕元さ おなごわらしがふたーり 手ぇ繋いできたのサ…」
忘れていた何かを思い出す、戦慄と郷愁の怪異譚!
北東北青森から怖い話と不思議な話を発信し続ける怪談語り怪異究明集団〝弘前乃怪〟
みちのくの語り部たちが置き去りにした日々を呼び起こす!
【収録エピソード】
1.「猫ってのはな、歳行くと尻尾もう一本増えて化け猫になるんだよ…」年老いた猫を山へ帰すよう言われた少年は…
「猫」(鉄爺)
2.やっと一軒見つけた寂れたモーテル。何故か洗面台の鏡が取り外されており…
「さかさ女」(鉄爺)
3.まだ誰の足跡もない雪の積もった石段を昇ってゆくと、境内には幾重にも着物を着た女が…
「冬の神社」(鶴乃大助)
4.深夜に聞こえてきた抑揚のない声。次第に近づいてくるその声に耳を澄ますと、意思のようなものが…
「長月の夜に」(高野真)
5.八甲田山遭難事故から95年、再び繰り返された悲劇。遺体安置室で起きた奇妙な出来事は…
「帰還」(鶴乃大助)
6.「あ、行かなきゃ…」何度連れ戻してもいつの間にか姿を消す男。誰かに呼ばれる気がすると言うのだが…
「千怒釣りの夜」(高野真)
7. 生まれてくることのできなかった子供たち。せめて戒名を授けてもらおうと寺を訪れると…
「姉妹からのありがとう」(鉄爺)
怪奇蒐集者 大谷雪菜
上流から流れてくるゼリーのような人型…
村祭りを終えた集会所の屋根に伸び上がる顔…
和泉式部ゆかりの井戸で…
都会の片隅で集め続けた奇妙な逸話
今宵もまた、ひとひらの怪異が酒盃に浮かぶ
カウンター越しに怪を見つめる酒場の女が集めた怪異譚!
【収録エピソード】
1.祭りも終わりひっそりとした村の集会所。その屋根をふと見上げると伸びあがるような白い影が…
「村の集会所」
2.鬼の面を被った父が苦手で憂鬱だった豆まき。ある年の節分の日、その理由が朧げにわかる出来事が…
「面」
3.心霊スポットと噂されていた橋。何気なく上流を見ていると流れてきた透明な人型のようなもの。そして耳元で囁く声が…
「Y橋」
4.その人が置かれた状態によって違う色に覆われて視えるという女性。赤は死期が近い人の色だと思っていたのだが…
「赤」
5.急に登校しなくなった受け持ちの生徒宅を訪れた教師。彼女の父親が事も無げに語った驚くべきこととは…
「憑いちゃう子」
6.釣りをしようと林を分け入ったEさん。先客の跡をつけ辿り着いた沼の淵。そこに建てられていた朽ちた看板に書かれていたのは…
「ゆいんむいん」
7. 都心の一角にある住居兼テナントビル。その中のとある一室では入居した住人が次々と姿を消すというのだが…
「カネの音」
8.夏休みの宿題のため史跡めぐりをしようと連れ出した娘。和泉式部ゆかりの井戸を訪れた際、突然彼女に異変が…
「井戸」
9. ある夜山鳩の泣き声で目を覚ましたAさん。途切れ途切れに漏れてくる両親の会話に紛れて聞こえてきた物騒な言葉は…
「めったざしの話」
怪奇蒐集者 BBゴロー2
ガチ怪談とお約束ネタが満載! 恐怖と笑いのミルフィーユ!
ほんとうは怖い、ほんとうに怖い! BBゴロー第2弾!
戦慄のアクセルとブレーキ!
怖さと笑いのジェットコースターが止まらない!
遅れてきた昭和芸人
BBゴローの魅力がたっぷり詰まった怪談集!
【収録エピソード】
1.「BBゴローの怖~いハナシ」
川に潜む謎の男
2. 雨樋を伝う化粧鎖。散歩中にそれが不審な揺れ方をする家を見ると、その数日後には必ず…
「化粧鎖」
3.「BBゴローの怖~いハナシ」
京都から贈り物
4.書籍の乱丁落丁を調べる作業中。同じ作業の繰り返しによる疲れからか、ふとある番号が頭から離れなくなり…
「二者択一」
5.会社の通路や窓硝子に部屋を覗くように映る人影。それはつい先日亡くなったはずの上司の姿で…
「親族経営」
6.「BBゴローの怖~いハナシ」
私だけに聞こえていた泣き声
7.スーパーに掲示されていた〝お客様の声〟。そこにあった従業員への誹謗中傷を読んだのをきっかけに、何故か自らも憑かれたように…
「アンケート」
8.深夜のジョギング中、道端にいた蝦蟇蛙を避けようとしたのだが、それはよく見ると蝉の抜け殻を集め精巧に作られたある〝不吉なもの〟で…
「蝉の抜け殻」
9.「BBゴローの怖~いハナシ」
ラブホテルの怪
怪奇蒐集者 みちのく奇譚スペシャル2
怪のふるさと、みちのくから気鋭の語り部たちが贈る奇譚集第2弾!
柔らかな言葉に包まれた恐怖が腹の底にジワリと沁みる!
山形を拠点に活躍する実話怪談作家、黒木あるじ&怪談語り・怪異究明集団〝弘前乃怪〟から鉄爺、鶴乃大助、高野真が参集!
恐ろしさが根雪となって心に沈む、穏やかでずっしりと重い東北怪談の奥深さ!
【収録エピソード】
1.東北のある集落に伝わる〝死の予兆〟…
「シン」(黒木あるじ)
2.山の中で忽然と消え失せた大人たち…
「たずね人」(鉄爺)
3.評判の店の書き込みにあった ありえないこと…
「レビューサイト」(鶴乃大助)
4.深夜に起きる怪現象。その後に決まって〝それ〟は来る!…
「寝ている途中に遭うもの」(高野真)
5.確かに撥ねたと思ったのだけれど…
「二回轢かれた」(鉄爺)
6.二人の営みを見続けていた視線の主は…
「掛け軸」(鶴乃大助)
7. 火葬場を掠める一本道。茂みから飛び出してきたのは…
「スーパーカブ」(高野真)
怪奇蒐集者 松本エムザ
幼子の片目に映る鬼…
生活排水と共に聞こえる啜り泣き…
暮らしに潜む不可解な出来事を
怪の隣人が語りで描き出す!
【収録エピソード】
1. 級友宅への届け物を尻込みするようになった息子。その家の壁に飾られている鹿の頭部の剥製が怖いのかと思い訊ねると、怖いのはそれを拝んでいるおばあちゃんなのだという…
「首護るもの」
2. 満員電車の中。ふと見ると大きなリュックを背中に背負っていた男性が。胸に抱えずにマナーが悪いなと思っていたのだが、よく見るとそれはリュックなどではなく…
「きっかけ」
3. 初めての神社の縁日を物珍しそうに楽しんでいた幼い甥っ子。だが突然立ち止まり泣きながら「鬼が怖い」と。そこで彼の母親が差し出したのは…
「左目の鬼」
4. 町役場の道路管理課の男性。その日彼が受けた住民からの通報は普段のものとは一風変わっていた。「排水溝から女の泣き声が聞こえる」というのだ…
「流れていずこ」
5. 仲良しグループで出かけた遊園地。三組に分かれて入ったお化け屋敷で一組だけに聞こえていた恐ろしい声。その体験は十数年もの間胸の奥にしまっておいたのだが…
「警告」
6. 東南アジアの某国での海外駐在から帰国した友人。これといった不自由はなく、むしろ楽しんだ海外生活だったが、その国を離れる際に選別として渡された品に…
「駐妻のお悩み」
7. 古びた乳母車のようなカートを押して近所で〝ベビーカーおばさん〟と気味悪がられていた女性。純粋な優しさで接していた女の子に、次第に心を開いていったそのおばさんは…
「ベビーカーおばさん」
8. 実の娘のように優しく接してくれた義母が亡くなって数か月。久しぶりに実家へ帰り、息子の昼寝の隙に微睡んでいるとどこからか呼びかけてくる声が。だがその声をよくよく聞くと…
「義母の話」
怪奇蒐集者 ぱんち
新時代の怪談界に大型新人が出現!
いつしか怪の虜となった語り部が旅路の中で聞き集めた妖したちの囁き!
【収録エピソード】
1. 課外授業で泊まった宿泊施設。夜中にトイレに起きて戻る途中、異様な寒気が。そして自分の意志とは無関係に強引に振り向かされた視線の先には…
「さっちゃん」
2. 得意先へと向かうタクシーの中。ドライバーから聞かされたのは心霊スポットで消えた女の霊の話。だがその話はそこで終わりではなく…
「タクシー」
3. 「明日から苗字が変わるの」高校の親友がポツリと漏らしたひと言。家庭の事情かなと思っていると、続けて彼女の口から聞かされたのはその一族に代々続く不吉な出来事で…
「滅ぶ一族」
4. 「俺の弟は人を殺したことがある」そう話してくれた男性。彼がその事実を知ったのは今から30年前に遡るある戦慄体験が発端だった!…
「上」
5. 塾へ向かういつものバスの中。うたた寝をしていると聞こえてきた奇妙な笑い声。顔を上げた視線の先にいたのは異様な形に体のねじれた女で…
「東京N市の路線バス」
6. 夕暮れの街灯の下に佇んでいたバニーガールの格好をした女性。誘われるままついていくと、小さな島の漁村なのにもかかわらず全く見覚えのない店が…
「バニーちゃん」
7. 国道沿いに建つ霊が出るという噂の廃アパート。心霊スポットになっている一家心中があったというその建物を探検し帰宅すると、待ち受けていた父親が指摘したのは…
「廃アパート」
8. 社員旅行で訪れた沖縄。酔って繁華街でさんざん悪ふざけをした挙句帰ったホテルで。さっきまで一緒にいた女性社員の部屋からしゃくりあげるような泣き声が…
「花一匁」
怪奇蒐集者 しのはら史絵
実話怪談に魅せられた作家が語る
禁忌と因習の怪異譚!
【収録エピソード】
1. 自身の体の障害を克服する薬があると聞いたRさん。治療をしたいと願い出るが、何故か頑なに拒む母。そんなとき、普段は彼女に冷たく当たるおばあちゃんが訪ねてきて…
「チェンジ・ザ・ワールド」
2. 池ポチャしたロストボールを回収する仕事をしていたHさん。先輩の長期休暇の間に、「あそこだけはやめたほうがいい」と忠告されていた池に潜ってみたのだが…
「ゴルフボールダイバー」
3. 倒産し、廃墟となっていたマネキン工場。そこへ肝試しに行ったとき、一緒に連れて行った友人が天井から吊るされていた一体の人形に魅せられたようになり持ち帰ってしまう。それを境に…
「マネキン人形」
4. 水産研究所からの依頼で大型船で漁に出たAさん。だが全く魚が獲れず仕方なくある場所へ向かった。そこは昔から決して漁をしてはいけない〝禁則海域〟だった…
「太刀魚と刃」
5. ゴミ捨て場に捨てられていたボロボロの熊の縫いぐるみ。それを見た瞬間、何故かどうしても自分が直してあげなければという気持ちになり持ち帰り縫い直したのだが…
「ハリコサンとテディベア」
怪奇蒐集者 城谷歩怪談控 巻ノ伍 祟リノ家
頻発するポルターガイストの果て、家族全員がその餌食に!
瞬殺の怪談師が語る、驚愕の家系怪談!
【収録エピソード】
1. 父の転勤で移り住んだ家。しばらくするとドアが勝手に開閉するなどの怪奇現象が頻発するように。そしてそれと並行して家族の関係が急速に険悪なものになりはじめ…
「見知らぬ女が住んでいる」
2. Sさんが見せてくれた写真。写っていたのはビル街の交差点に佇む彼自身の姿。それは〝自撮り〟したものなのだという。辻褄が合わない奇妙な写真。彼が語ってくれたその写真が写された経緯は…
「自撮り」
3. 急な引っ越しで紹介されたのは古いながらも広い格安物件だった。だが、引っ越しから間もなく家の中で奇妙な怪現象が続くように。そして幼い娘の事故を引き金に家族全員が次々と祟りの餌食に…
「札幌市北区心霊屋敷」
怪奇蒐集者 みちのく奇譚スペシャル
怪のふるさと陸奥に気鋭の奇譚蒐集家が終結!
恐ろしくもどこか懐かしい怪談集
山形を拠点に活躍する実話怪談作家、黒木あるじ&怪談語り・怪異究明集団〝弘前乃怪〟から鉄爺、鶴乃大助、高野真が参集!
みちのくを拠点に活動する語り部たちが怪を通してあぶり出した、恐怖も哀しみもその懐に抱き脈動を続ける東北の現在(いま)!
【収録エピソード】
1.カミサマ(黒木あるじ)
2.ホテルG(鉄爺)
3.賽の河原(鶴乃大助)
4.八木山橋(高野真)
5.赤い光線(鉄爺)
6.尋ね人(高野真)
怪奇蒐集者 いけにえ 黒木あるじ
怪の跫が聞こえる!
シリーズ発足のきっかけを作ったザ・怪奇コレクターが飛びっきりの恐怖を携えて帰ってきた!
膨大な所蔵怪異譚!
圧倒的な実話怪談著作数!
みちのくから実話怪談シーンを牽引、怪奇コレクターを体現する黒木あるじが再登場!
本シリーズの口火を切った気鋭の怪談作家が放つ、7話の怪異譚!
【収録エピソード】
1.コロナ禍の2020年。オンライン取材のために自走式掃除機を購入したフリーライターの女性。だが、それは部屋の一か所を避けるような奇妙な動きを繰り返し…
「みあげる」
2.心霊スポットの真偽で言い争いになり「俺が確かめる」と言い捨てて出かけた男性。心配する友人たちの元に帰ってきた彼の様子は一見何事もないように見えたのだが…
「こえつき」
3.ある地方都市に赴いた男性。宿泊先のホテルの一室で食事を済ませ寝ようとしていると、突然謎の叫び声が。耳を澄ませ声の元を辿ってみると…
「これから」
4.彼女とのドライブの最中。叫び声を上げた彼女が指さす先を見ると、そこには顔一面ぼつぼつと無数の穴が開いた女が佇んでおり…
「みずたま」
5.精神的瑕疵物件―いわゆる事故物件に住んでいた女性。ある夜、聞いたこともない不可解な音で目覚めた彼女が、その音がする机の抽斗を開けてみると…
「すずなり」
6.重病の母が入院していた病院からの電話。危篤を告げる言葉に覚悟を決め、いざというときのために喪服を準備しようとクローゼットを探したのだが…
「もふく」
7.唐突に訪ねてきた同じ集落に住む女性。普段は挨拶程度の交流しかないため訝しんでいると、おもむろに開いた彼女の口からは意味不明の言葉が…
「こまる」
怪奇蒐集者 夜馬裕
竹書房Presents怪談最恐戦2020優勝!
酒と猫と厭な話を愛する怪談師、夜馬裕が 各地の銘店で集めた極上の奇譚!
今宵もたっぷりと酔わせます!
【収録エピソード】
1.駅前広場の噴水の上にいた帽子を被った女。自分以外に気付く人はなく、初めは気にしなかったのだが、それは行く先々に現れ…
「見えてはいけない女」
2.消息を絶った先輩の荷物整理を頼まれて訪れた離島。同行した婚約者と共に連絡をくれた神主の元で見せられたのは、奇妙な絵が描かれた巻物で…
「人魚の島」
3.「妹をぬらりひょんに殺された」そう話す若者が聞かせてくれた話。それは自分以外は皆長寿で壮健な一族にたて続けに起きた葬儀に端を発しており…
「ぬらりひょん」
4.迂闊にもカウンターで寝過ごしてしまったとある店で。もの凄く恐ろしい話を聞いたという記憶はあるのだが何故か内容が思い出せない。唯一の手掛かりの取材メモに残されていたのは…
「遭遇」
お岩誕生 怪奇蒐集者Special 蜃気楼龍玉
伝説は、ここから始まる!
本邦怪談噺における最も著名な登場人物の誕生秘話を古典怪談の名手、蜃気楼龍玉の至芸で!
シリーズ案内人、噺家として円熟の境地に達した当代きっての怪談噺の名手が再登場!
「四谷怪談」のお岩と言えば数百年の時を経てなお恐れられる本邦怪談界最大のキャラクター。その誕生までの経緯がいぶし銀の芸で語られる!
誰もが知る人物の誰も知らない〝エピソードゼロ〟怪談好きならずとも必聴の1本!
【ストーリー】
四谷左門町に住む御家人田宮又左衛門の一人娘おみの。幼い頃に患った疱瘡のため、顔に大きな傷痕があるものの心根は大変に優しい娘であった。そのおみのは田宮家に仕える働き者の伝助に密かに思いを寄せていた。何かと優しく接するうちにいつしか二人の間には…
原作:鶴屋南北『東海道四谷怪談』より
怪奇蒐集者 伊藤三巳華
〝視えてしまう〟日常を描いたコミックが大人気!
霊たちに囲まれ、怪現象を暮らしの一部として育ったホラー漫画家が自ら語る、怖くて奇妙な体験談!
出待ちする幽霊!?
天井一杯の顔…
下半身だけの脚…
この世は妖したちとの出逢いに満ちている!
【収録エピソード】
1.謎の行商の老婆が売りに来た2体の姫だるま。それを購入たのと時を同じくして家族間の関係がきしみ始め…
「姫だるま」
2.心霊スポットとして有名な廃墟の洋館。門を抜けた途端漂ってきたのは言いようもない悪意に満ちた気配で…
「Sの館」
3.仕事で訪れた旅館の部屋。風呂場のあたりから感じた何とも言えない圧。〝視てしまう〟という感覚は次第に確信へと変わり…
「海辺の宿」
4.子どもの頃に過ごした地元でも有名な〝お化け団地〟。囲まれるようにして育った怪現象の中に、ある時刻になると起こしに来る幽霊が…
「2時」
5.自転車通学の途中にある踏切。警報機が鳴りだし、急いで通過しようとしたのだが行く手には下半身だけの脚が…
「踏切」
6.友人が付き合っていた年上の彼氏たちの溜まり場にいた先輩。体格も良くカッコいいのに、何故か嗅いだこともないような臭いに包まれていて…
「すごい臭い先輩」
怪奇蒐集者 聚怪 響洋平3
怪異が鋭利な刃物と化し、聴覚を刺激する!
ファン満足度100%!
仕掛ける怪談LIVE!×熱すぎる怪談LOVE!
音楽とアートを融合させた先鋭的怪談ライブをプロデュースするDJ界の鬼才、3たびの登場!
【収録エピソード】
1.上京して初めての一人暮らし。深夜ふと目覚めると、部屋の片隅から人の嗚咽のような物音が…
「痙攣」
2.友人宅での雑談。一人がオカルトめいた話をした瞬間、ふっと部屋の空気が冷えたようになり、後日部屋で写した写真を見ると…
「塗り潰された顔」
3.深夜に上の階から聞こえて来る金属質の物音。マンションの管理会社に苦情を言ったが、上階には誰も住んでいないと…
「釘を打つ音」
4.自宅に遊びに来た友人。部屋に入るなり「俺、連れてきたかもしれない」と。そして遅れてきたもう一人の友人もまた…
「ポスター」
5.幼い頃に親しくなった近所に住む女の子。何故か彼女はマンションの非常階段でばかり遊びたがる。ある日その子が誰もいないほうを指さして…
「非常階段」
6.知人とのルームシェアで借りた都内のマンション。二つの部屋を仕切る壁は、不自然なほどに薄い造りで…
「間仕切りの壁」
7.フランスのとある地方出身のNさん。彼の地元には古来ある呪術が伝わっているという。それには白魔術と黒魔術の二つがあり…
「故郷の伝承」
怪奇蒐集者 獄の墓 西浦和也4
冥界からの呼び声が聞こえる―。
亡き者たちの残像が染みついた怪異譚!
日本を震撼させたあの事件…
全国を絶望と喪失感で覆い尽くした災害…
歴史の闇に埋もれた事実から身近に起こりうる不吉な出来事まで
歳月を経た今なお意思を持ち語りかけてくる「念」
最凶の怪談蒐集家が語る日本ダークサイドの痕跡と残滓…
【収録エピソード】
1.夢の中。公園のそばに停まった車の窓から差し出された青白い手。それは自分自身が幼い頃に体験した出来事で…
「夢の中のM」
2.コロナ禍で人もまばらな海辺。遊ばせていた娘たちが駆け戻ってきて「死体を見つけた」と言うのだが…
「黒いもの」
3.自殺者を出し事故物件となったマンション。補償を求める隣室の住人との話し合いの場に現れたのはこともあろうに…
「102号室」
4.内装工事を依頼された古い木造家屋。不可解な出来事が続き霊視してもらったところ判明したその土地に纏わる過去とは…
「二階の霊」
5.幼い息子を伴って久しぶりに訪れた災害で変わり果てた故郷。難を逃れたラーメン屋に入り料理を待っていると…
「ピンポ~ン」
6.調査中に先輩が急死したという曰く付きの処刑場跡地。具体的な場所は明かさないようにしていたにも係わらず…
「獄の墓」
7.友人カップルとの小旅行。紹介してもらった彼女も交え近場の心霊スポットを訪れた後宿へ戻ると、深夜になって…
「黄泉の村」
怪奇蒐集者 村上ロック2
不可解で、奇妙で、不吉で、哀しい・・・
世の怖いもの好きを唸らせる、
妖しと恐怖のスペシャリストの語りがここに!
怪談ファン待望のROCKソロ怪談集第2弾!!
【収録エピソード】
1.幽霊を目撃して以来〝視える体質〟になってしまったA君。絶対視ちゃいけないやつは分かっていたはずなのに…
「霊感」
2.天井裏から出てきた籠。それを掴んだ瞬間に脳裏に閃いた映像と匂い。その正体を突きとめようとした結果…
「籠の中の赤ちゃん」
3.人気のない冬の海。つい最近までの生活痕がある海の家に落ちていた一枚のチラシ。その裏にびっしりと書かれていた文章は…
「捧げもの」
4.「私も仲間に入れて」雪遊びの最中にいつの間にか現れた少女。そして現実となった本能的に感じた危険。その不幸な記憶は幼い頃に封印していたはずだったが…
「雪の少女」
5.ある日忽然と姿を消し、皆があきらめかけた頃再び姿を現した少年。その間の彼の記憶はあまりにも不可解なもので…
「神隠し」
怪奇蒐集者 正木信太郎
夢か現か幻か…
奇譚狩猟家が懐に忍ばせた日常に満ちる怪奇と不思議の破片たち…
悪寒と不安を誘う8編の怪異譚!
【収録エピソード】
1.掃除中に出てきた紙切れ。指示通りに辿ってゆくと、入るなと言い渡されていた父の自慢の中庭に…
「宝探し」
2.暇つぶしに近くの禁足地を訪れた先輩二人。屈強な体格の男二人でも怖気づくただならぬ気配。恐る恐る足を踏み入れると…
「コイントス」
3.同じ雑居房の新入り服役囚の謎の死。懲役を終え出所するときに刑務官から聞かされた事実は…
「刑務所」
4.人気ラーメン店での行列待ち。ふと気づくと周りにいたはずの客が消えうせており店の中を覗くとそこにいたのは…
「並び屋」
5.急に催して駆け込んだ古い雑居ビルのトイレ。用を足してほっとしていると個室の外から人の声が。何気なく聞いていると…
「レンタル店のトイレ」
6.異常を知らせるサインに中を点検してみると上のゴンドラからマネキンが。だがそれはよく見ると…
「立体駐車場」
7.帰宅途中、行く先々で何度も目の前に現れる謎の女性。気のせいかと思いながら自宅マンション前まで来て屋上を見上げると…
「精神科」
8.博多駅前を歩いていた目の不自由な老人。戸惑っている様子を見て声をかけると、彼が言うことには…
「ロケーションコーディネーター」
怪奇蒐集者 神沼三平太
「あ、これ、聞いちゃダメなやつだ…」気付いた時にはもう遅い!! 底知れぬ悪意が脳裏に纏わり絡みつく!
手練れの怪談作家が仕掛ける、後悔必至!問答無用の怪談蟻地獄!
【収録エピソード】
1.大晦日には決して立ち入ってはいけない…禁忌を侵した少年が辿った末路とは…
「裏山の神様」
2.「あそこだけは通りたくないんだよね」ツーリング仲間の男がその場所を忌避する理由は…
「法面」
3.「これ、あたしが視たかった幽霊じゃないかも」聞いていたスポットに出る霊は期待とは少し違っていたのだけれど…
「ドロップシャドウ」
4.新居の部屋を一瞬横切る黒い影。度々起きてはいたのだが、ある時それが何事かを呟いていることに気が付き…
「壁際の声」
5.子どもたちには人気のない地味な公演。苦手な友達を避け、草花を摘んで一人で野遊びをしていたのだが…
「タンポポ」
6.裕福で女性関係の派手な大学の友人。彼の家に出る〝壁と垂直に立つ〟という女は…
「紅葉おろし」
7.配送の担当エリアにあるヤクザの事務所。ある日届けた冷蔵品の荷物。少し遅いお中元のようだったが…
「ハムの人」
怪奇蒐集者 壱夜
「怪談最恐戦」2019準優勝!
激戦の頂点を争った怪談界のルーキーが語る戦慄実話!
あなたもいつそこに嵌るかわからない
すぐそこにある霊たちが仕掛けるトラップ!
壱夜の語りのテクニックが底知れぬ霊の悪意を暴き出す!
【収録エピソード】
1.老父の病気療養中。いつになく駄々をこねる息子に根負けして買い与えたレゴブロック。彼が作ったのは…
「レゴのお山」
2.占い師兼霊媒師のHさん。ある状態の霊だけはすぐに祓うようにしているという。それは…
「霊媒師になったワケ」
3.通勤途中に拾ってくれた落とし物。身に覚えはなかったのだが、その後また同じように…
「牛のキーホルダー」
4.窓際に逆さにぶら下がる女のような姿。それほど怖いものではないと思っていたのだが…
「逆さ緑さん」
5.夜景を楽しんだドライブの帰り道。雑談で幽霊の話をしていると後部座席で眠っていた女の子が…
「いるよ」
6.偶然写された心霊写真。一度は供養して貰ったはずだったのだが、再び同じ写真が…
「ラーメン屋の心霊写真」
7.霊感体質のため周囲から孤立していた女の子。ある日家で留守番をしていると玄関から声がして…
「持っていきます」
8.帰宅後、仕事疲れのためか金縛りにあったMさん。そこに現れたのはかつて突然死した母の姿で…
「鉄臭い」
9.自分のひと言が引き金となり事故死した男の子。罪悪感を引きずったまま定年を迎えるころ、訪れた近くの神社で…
「共にある」
10. 怪談コンテストを控え話の練習をしていると、自分の身にもネタに関連したような現象が…
「相性が良い」
怪奇蒐集者 下駄華緒 火葬場職員の戦慄秘話
「怪談最恐戦」2019優勝!
元火葬場職員にして新・怪談王、下駄華緒が語る生の終わりの怪奇譚!
生の灯が消える時、その燃えさしから怪異は芽吹く!
人がこの世に別れを告げる―その瞬間を見つめ続けた男だけが語れる恐怖と哀しみと追憶が混然となった唯一無二の怪談集!
【収録エピソード】
1.幼い男の子を荼毘に付した夜。疲れのためか身体が金縛りに。その足元に現れたのは…
「しりとり」
2.棺の通らない階段。仕方なく遺体を背負って上る途中、顔にフワフワとした触感が…
「髪の毛」
3.遺族の希望による自宅葬。遺体の保存用のドライアイスを取り換えるため訪問すると…
「ドライアイス」
4.自身の手でおばあちゃんを火葬にした日、母との思い出話で明らかになったのは幼い頃に聞かされていたこととは違う事実で…
「おばあちゃん」
5.雑木林の傍に置かれていた花束。通り過ぎた後、突然振り返った彼女がとった行動は…
「道にあった花束」
6.ある日帰宅すると部屋の中央に浮いていた中年男性の顔。気づかないふりをしていたのだが…
「宙に浮く顔」
7.代々守るように言い伝えられていた井戸を囲む御神木。台風被害で危険となったためお祓いをして植え替えたのだが…
「七つ目の井戸」
怪奇蒐集者 星野しづく
闇夜から滴る怪異の破片が、言い知れぬ悪夢を紡ぎだす!怪に魅入られた女流怪談師が掬い上げた、日常の隙間から顔をのぞかせる紛うことなき悪夢!【収録エピソード】1.母の再婚で移り住んだ一軒家の寝室に忍び寄る靄のようなもの…「新生活の闇」/2.建物内での違和感と過去の夢、心霊スポットの場所を結ぶ接点は…「夢から出た誠」/3.保育園の透明な庇の上に這っていた男の腕。後日近所の河原で発見されたのは…「浅黒い腕」/4.怪談会の客から聞かされた話。それはどこかで聞いたような内容で…「巡り巡って」/5.こっくりさんで毎回呼び出す女性。彼女自身のことを尋ねるたところ…「ミユキさん」/6.互いにそっぽを向く雛人形、調べようと抜いた首の下から出てきたのは…「雛人形」/7.〝壁が4回鳴ったら逃げろ〟格安物件の隣室の男が教えたことの意味は…「1号室」/8.ストリートビューに映し出されたのは自宅の葬儀。「俺だけがいない」と…「深夜のお弔い」/9.渋滞中に突然車を包む光。それが消えたときにいた場所は…「光る木」/ 10.母の入院中、息子夫婦が捨ててしまった取り返しのつかないもの…「箱」/11.誘われて出かけた心霊スポット。現場で感じた嫌な予感は…「インスピレーション」/12.修理で預かったオーディオに入っていたCDに記録されていたのは…「雨に濡れた女」
怪奇蒐集者 宜月裕斗 現役看護師の怖い話
小児病棟で…大学病院の地下室で…手術を待つ控室で…現役看護師・宜月裕斗が語る!とっておきの病院であった怖い話!日々直面する生と死の狭間…素顔のままの人間と向き合う現役医療従事者だからこそ集められるリアルな体験談!【収録エピソード】1.廃墟探索から数日後、誰もいないはずのリビングから聞こえてきた足音が…。何者かを連れてきてしまったのか…「廃病院」/2.寝たきりの老婦人の個室からのナースコール。ある夜彼女の部屋を訪れる3つの黒い影が目撃されたのだが…「ナースコール」/3.ある大学病院で。地下の資材室で探し物をしていると誰もいないはずなのにもかかわらず棚の隙間から不可解な物音が…「地下に棲むもの」/4.幼い頃に入院した小児病棟。手術前日、不安な気持ちで眠れずにいるとベッドの傍にいつの間にか小さな女の子が…「夜の訪問者」/5.父親の手術を待つ間、心労のあまりついうとうととしていると、いつの間にか手術中のはずの父が横に。彼が語りかけてきた言葉は…「待合室」/6.水中作業中に海流にのまれてしまったダイバーのKさん。過呼吸になってしまい死を覚悟した時、突然何者かに自分の腕を掴まれ…「空の上から」/7.骨折での入院中。夜中に聞こえてきたカタカタという物音。音がする天井のほうを見ていると点検孔から女の髪の毛のようなものが…「天井」/8.〝出る〟という噂のある病室からの深夜のコール。トイレの介助を終えて戻ってくるとその患者が「私のベッドに誰かいる」と…「うしろにいる」