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印旛沼の龍伝承とちばレインボーバス イルミライ★INZAI ~自然との共生・幻想と夢の街へ~2023
千葉県印西市のイルミライ★INZAI ~自然との共生・幻想と夢の街へ~は2023年12月2日(土曜日)~2024年1月28日(日曜日)まで開催中です。
点灯時間は午後5時~午後9時になります。
※降雨等の翌日は、漏電確認作業を行うため、定刻に点灯しない場合があります。
千葉ニュータウン中央駅北口エリア、千葉ニュータウン中央駅南口エリア、さらに北口は都市ゾーン、南口は自然ゾーン、駅前デッキは都市と自然の調和ゾーンとして、印西市の特徴を象徴するそれぞれの世界観を充実させて、千葉ニュータウン中央駅の一帯が、幻想的な空間となってます。
今回は南口エリア第1弾の印西市の自然をモチーフにしたイルミネーションです。
印西市の伝説にちなんだ、龍のイルミネーションの紹介になります。
沿線最大級のイルミネーションになっています。
2018年より毎年開催されている印西市を照らす、千葉ニュータウン中央駅の名物です。
木下駅行き京成バスカラーのちばレインボーバスの最終バス(赤バス)も、ちょうど来たので撮影しました。
印旛沼の竜伝承にもふれてみようと思います。
上空から見ると印旛沼は龍や龍の頭の形に似ていると言われています。
千葉県印旛沼に伝わる龍にまつわる伝承。
印旛沼の龍伝承(いんばぬまのりゅうでんしょう)では、千葉県の印旛沼付近に伝えられている、雨を降らせたため殺された龍の伝承について。
民話
伝承に基づく民話にはいくつかあるものの物語の筋はだいたい決まっています。2つのお話が有名です。
そのうちの1つのお話を載せておきます。
三つざきにされた龍神
昔、温かな夜には印旛沼からはしばしば赤い火の玉が現れて北へ向かった。近隣の人々は、龍神が安食村の龍閣寺に明かりを灯しに行くのだと話し合った。ある年、旱魃のため龍神に雨乞いを行ったが効果はなかった。3日目の夜が明けたとき、一帯の旱魃に見かねた龍が老人の姿となって印旛沼から現れ、高齢のため雨を降らせなくなったが雷神に頼んで降らせてもらう、と話して姿を消した。たちまち空が曇って稲妻を伴う豪雨となり、枯れていた作物が蘇った。人々は喜んだが、間もなく、龍閣寺に2本の角の生えた龍の頭が落ちているとの知らせが届いた。その後、印西の地蔵堂で龍の腹部が、ずっと離れた大寺村で龍の尾が見つかった。人々は、雨を降らせるために龍神がその体を雷神によって3つに分断されたのだと悟り、龍閣寺を龍角寺と改め、龍腹寺と龍尾寺を建てて、龍神の事を忘れまいとした。その後も印旛沼からは赤い火の玉が現れ、3つに分かれてこの3つの寺の方へ向かった。人々は、龍神の魂が自身の体を納めた寺に龍灯を灯しに行くのだと話し合ったという。