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【ズバリ!文化批評】美意識と宗教、『日本精神史』に見る日本人の心[桜H28/1/8]
今回は、富岡幸一郎の推薦図書として、長谷川宏氏の『日本精神史』を御紹介させて頂きます。
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日本人の精神とは、いったい何なのか 長谷川 宏(哲学者)@ジュンク堂池袋本店
2015/10/1収録『日本精神史 上巻・下巻』同時刊行記念講演長谷川 宏(哲学者)ヘーゲルの翻訳で脚光を浴び、日本語による哲学のイメージを一新してきた長谷川宏氏が、二十年来の成果をついに上梓!「あえて定義づければ、人間が自然とともに生き、社会のなかに生きていく、その生きる力と生きる姿が精神だ」と言う著者が、テキストとして残された思想はもとより、土器や銅鐸、仏像、建築、絵巻、庭園、能、狂言などあらゆる文化を渉猟し、縄文時代から江戸時代終わりまでを一望の下に描いた、畢生の大作。自分の五感ですべての形/作品に深く接した氏が日本とはなにかについて、熱を込めて、明晰に、語ります。【講師紹介】長谷川 宏(哲学者)1940年生まれ。東京大学大学院哲学科博士課程修了。大学闘争参加後にアカデミズムの世界を離れ、学習塾を開くかたわら在野の哲学者として活躍。特にヘーゲルの明快な翻訳で高く評価される。著書『新しいヘーゲル』『丸山眞男をどう読むか』『ことばへの道』『同時代人サルトル』(以上、講談社)、『初期マルクスを読む』(岩波書店)など。