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病原体が特定出来ない?
今回の感染症において、PCR検査により病原体が特定できると考えられています。しかし、感染症において、必ずしも病原体が特定できるとは限りません。特にウイルス感染では、病原体が特定できないことの方が多いのです。抗原検査が可能であるインフルエンザはむしろ例外です。
中国のグループが推定したSARS-CoV-2の遺伝子配列を基にして、PCR検査法がつくられました。しかし、SARS-CoV-2の遺伝子配列が正しいことを遺伝子クローニングにより検証出来ていません。また、SARS-CoV-2の存在も検証出来ていません。新型コロナウイルスというウイルスは、まだ仮説の段階です。従って、遺伝子検査が出来るわけがないのです。実際、予防接種法においては、新型コロナウイルス感染症の病原体は、ベータコロナウイルス属のコロナウイルスと記載されています。新型コロナウイルス感染症の病原体は、まだ特定されていないというのが本当の姿です。
PCRは必要ですか
PCR検査は今回の感染症診断に必要と考えている人が多いようです。しかし、PCR検査が病原体ウイルスを検出しているのかどうかわかからないのであれば、どうしてPCR検査が必要だと言えるのでしょうか。そもそも、病原体ウイルスの存在について、科学的証明が出来ないのであれば、PCR検査の有用性に関する科学的証明も出来ないはずです。
PCR検査がなければ、ウイルスに感染しているのかわからないので困ると考える人もいるかも知れません。しかし、ウイルスに感染しているかどうかは問題ではなく、そのウイルス感染により、困ったことが起こるかどうかが問題なのです。通常の免疫力があれば、ウイルス感染はほどんと問題になりません。これについては、いままでも、ずっと同じ状態がつづいていたのです。
PCR検査により、いままで問題にしなかったことを問題とするようになったのです。症状が出たとしても、休養を取れば自然に回復します。自然の状態で、健康な生活を維持できるという、自然免疫力を落とさないことが、一番の対策になります。科学的根拠のないPCR検査は、必要ないのです。